誰そ彼
今年の秋に発表予定のKマウントフルサイズ判デジタル一眼レフカメラ(PENTAX full-frame機)に、「ひょっとすると画期的なAF機能が搭載されるかもしれない…」。。。
写真家の田中希美男氏がご自身のブログで語られています。
デジカメinfoでも、信頼できそうなソース、希望的観測などが数多く投稿されていて、なかでもRicohの公開特許「広い測距範囲と暗所AFを実現する特許」を読んでみると、もしかしたら“画期的なAF機能”とはこのことなんだろうか と思ったりもします。
PENTAXのDSLRは他社に比べてコンパクトさを売りにしていることもあって、撮像素子のフルサイズ化に伴うミラー部の大型化を抑制するために、サブミラーを排してAF用の第二ミラー(凸面鏡)を光軸上に設け、さらには測距範囲も現在のAPS-C機より拡大する…
というような好いとこ取りの解釈をしてみたり。
測距範囲の拡大や測距点の増加は、構図の自由度が広がってとても有り難いことなんですが、僕自身わがままを言わせてもらえれば、AFの精度を格段に向上してもらいたいのです。
ここでいうAFの精度とは、ファインダースクリーン越しに位相差AFでピントを合わせ、ピクセル等倍で確認した場合のこと。
現状では、例えば陽光下で同じ被写体を十数枚撮影したとして、AFが合掌していてもジャスピンはほんの数枚程度というのが実態です(被写体やF値にもよりますが)。
ピントの良し悪しは、この高画素数時代に鑑賞用サイズで評価すればいいじゃないか…
という至極合理的な意見が聞こえてきそうですが、どうしても気になって拘ってしまうのです…> <,,,
AFに頼れない場合には、MFを使います。
しかしながら、MFもOVFでは限界があります。
遠くのモノ、小さなモノ、そして何よりも自分の視力に大きく左右されてしまうのです(これが一番キツイかも)。
それがダメなら、LV(ライブビューモード)のコントラストAFを使います。
最終的にはLVの拡大機能を使ってMFで調整します。
三脚撮影ならまだしも、手持ちだとこれまた大変な作業です。
そういった内情から、最近ではEVFの拡大機能に強い憧れを感じています。
かといってミラーレス一眼機に手を出す勇気も、現時点ではフルサイズはαシリーズだけなのでありません。
できうるならば、シャッターを切る瞬間の画は実像で捉えられるOVFであり、MFを使用するときはピントエリアのみを拡大できるEVFを…
いわゆる富士フイルムの“アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー”のような機能を、PENTAXのDSLRフルサイズ機にも独自に取り入れてくれないだろうかと、密かに期待している今日この頃です。。。
表題とはほど遠い随想で失礼しました…<(_ _)>
コメント