9月10日以来、MacPro(early2008)+GTX295の2回目のベンチマークテスト結果を報告します。
使用ソフトは、前回と同様“FINAL FANTASY XIV(ファイナルファンタジーXIV)”のオフィシャルベンチマーク”と、今回はそれに加えて“LOST PLANET2(ロストプラネット2)”も実施してみました。
なぜファイナルファンタジーXIVに再チャレンジするかというと、nvidiaビデオカードのドライババージョン260.99WHQLがリリースされた際に、ファイナルファンタジーXIVのパフォーマンス向上が図られたからです。
前回のテストでは、LOW解像度(1280×720)によるテストで“SCORE=4,518 LOAD TIME36151ms”という少々不甲斐ない結果に終わりました。GPU(ビデオカード)以外のMacProのシステムがボトルネックになっているという要因推定をした訳ですが。。。
今回はLOW解像度(1280×720)で“SCORE=4,576 LOAD TIME11887ms”となりました。最大約1.3%のスコア向上にとどまりました。数回実施して4,480のスコアもあったのでおそらく誤差範囲でしょうね。残念ながら、システムのボトルネックは確定的です。
【供試PC】
MacPro early2008
OS:Windows Vista Ultimate ServicePack2 64-bit (BootCampで使用)
CPU:Intel(R) Xeon(R) E5462 @2.80GHz×8
メモリ:10GB DDR2 FB-DIMM(800MHz)
GPU:GTX295 (MSI N295GTX-M2D1792)
ドライババージョン: 260.99WHQL
MSIのゲームベンチマークスコア表にこの結果を当てはめてみると、nvidiaのGPU群の中ではGTX460相当のパフォーマンスということになります。
この徒然のサイトを訪問して頂いてる方の中には、MacProとWindows用ビデオカードに興味を持たれている方も多いようです。もしこれからMacの購入を考えられていて、Windows用の最新ゲームも快適にプレイしたい場合には、MacでBootcampを使うのではなく、Win専用PCの購入をお薦めします。豊富な種類のビデオカードに、対応マザーボードであればSLIやCrossfireもできます。Macのデザインに魅かれMacOSのGUIに惚れ込んでいる場合は別ですが、MacProの上級グレードに投資する金額(30~40万円)ならハイエンドに近いWinPCを購入できます。“4Gamer.net”の右側“トピックス”記載のPC販売会社を参考にされれば良いかと思います。
最後に“LOST PLANET2(ロストプラネット2)”のベンチマークテスト結果を参考までに記載しておきます。
①ベンチマークTYPE A
SCENE1:109.0 SCENE2:82.3 SCENE3:76.5
Average:89.4fps RANK:A
②ベンチマークTYPE B
Average:60.8fps RANK:A
《設定条件》
・DirectX 9.0c
・解像度:1280×720 ・画面モード:フルスクリーン
・ディスプレイ周波数:60.00Hz
・垂直同期:off ・アンチエイリアス:NONE
・モーションブラー:on ・影品質:HIGH
・テクスチャ品質:HIGH ・演出レベル:HIGH
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