厚み:57mm 幅:292mm 奥行き:245mm 重量:3.3 kg(バッテリ2個装着時)。
ノート型コンピュータの本体にMacintosh Quadraの性能を実現。
32,768色が表示可能な9.5inch(241mm)対角、アクティブマトリクスカラー液晶ディスプレイ。
OSは漢字Talk7.5システムソフトウェア。
1,994年5月発売のPowerBook540cです。
永い間放置状態でほこりが積もっていました。当時の活躍を忘却してしまったことを反省し、掃除機でほこりを吸引してタオルで汚れを拭き取ってあげました。
マイクロプロセッサはモトローラMC68LC040 66/33 MHzを搭載し、12MBのRAMを標準で実装していました。
ハードディスクドライブは標準で320MBを1台、記録メディア用に1.4MBの高密度フロッピーディスクドライブApple SuperDriveを1台内蔵しています。
TFTカラー液晶のPowerBookで、当時のノートパソコンの中では画面の美しさが秀でていました。
Appleトラックパッドは指を触れるだけでカーソル移動が可能という謳い文句でしたが、会社で使っていたPowerBook150の内蔵トラックボールの方に慣れてしまっていたので、サードパーティ製のADBマウスをつないでいました。
キーボードは当初からこんな色していたのかなぁ?ネットの写真を拝見すると筐体と同色のようですね。キーボードの部分だけすべて変色するような現象も摩訶不思議です。
3.3kgの重さは、さすがにずっしりきます。ちなみにMacBookPro 13inchモデルで2.54kg、MacBookAir 13inchモデルが1.32kgです。
・Apple Desktop Bus(ADB)ポート×1
・シリアル/LocalTalkポート×1
・Ethernetポート×1
・SCSIポート×1
・ビデオ出力×1
・ステレオサウンド入力×1
・ステレオサウンド出力×1
・電源アダプタポート×1
さて掃除も終わって起動ボタンを押しました。。。出ました。まさかとは思っていましたが、通常、絶対に現れてはいけない“泣き顔Macくん”が。。。
いまでこそこんな調子で表現できますが、現役時にこの表示が出た場合には筆舌に尽くし難いほどショッキングな“sad Mac(サッドマック)”です。
原因は何でしょうか?エラーコード上段の“0000000F”は“例外”という意味らしいですが、“0000000D”はわかりませんでした。
ほったらかしだったので、すねてしまったのでしょうか。。。
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