甲府へ行ったなら、買って帰らなくてはならない食材…..
そうです…“ほうとう”と“吉田のうどん”。二つとも山梨県の郷土料理で、農水省の“農山漁村の郷土料理百選”に選定されているそうです。
お土産専門店ではなく、駅前の地元デパート“山交百貨店”のB1F食料品フロアで買いました。普通のスーパーの食品フロアで、“ほうとう”も“吉田のうどん”もチラシ掲載の特価品コーナーに山積みされていました。また冷蔵品コーナーにも“生ほうとう”“生うどん”が多数陳列されていて、山梨の人々にとってはごく普通の日常的な食材であることを実感できます。うらやましい。。。
上の“ほうとう”は一袋400g(2~3人前分)290円くらい、下の“吉田のうどん”は一袋480g(4人前分)250円くらいだったでしょうか(曖昧ですみません)。普通のうどんが3玉入りで100数十円で買えるので決して安くはありませんが、食べたいその日に買えるというのが地元の利ですね。我々の場合は通販で送料も日数もかかりますので、こういう機会にどっちゃり買いました。
“ほうとう”は、先週末に早速食べてしまいました。当然、味噌煮込みです。“ほうとう”は塩を練りこまないで作られるので、麺を湯がいて塩分を取り除く必要がなく、生麺の状態から煮込むのです。そのため、汁にはとても とろみ が付きます。歯応えがあってほんとうにおいしいですよ。
富士山麓は、寒冷な気候と火山特有の土壌ゆえに稲作が困難でした。それゆえ、小麦、大麦を粉にして水で捏ねた“ほうとう”などが一般家庭の主食として根付いたそうです。“うどん”は“ほうとう”と違って別な鍋で茹でるという工程が入り、燃料(エネルギー)もその分余計にかかることから贅沢な食事であったそうな。。。
“吉田のうどん”はいかにも旨そうです。1月初旬まで賞味期間があるので食べるのはもう少し先になりそう。Wikipediaによれば、富士吉田市には60軒以上のうどん店があるとのこと。ただ、そのほとんどがお昼の2時までの営業で日曜日は休みだそうです。
最後に余談ですが、袋が要る場合は「5円かかります」とレジで言われました。出張先で買い物袋なんか持っているわけがないので、買いました。袋が不要な場合は5円引いてくれるというパターンは経験ありますが、今回のケースはたかだか5円ですが少し損をしたような気分になりました(笑)。。。それが心理作戦なんですね。5円でも損と思う人は次回から買い物袋を持ってくるという。。。
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