残暑に猛暑が続いています。それを歓ぶかのように「ジージー ジリジリ」と本日もオスは盛大に合唱していました。風鈴とは正反対に、暑ー(あつー)という感覚がより一層高まる夏の風物詩のひとつです。
アブラゼミは、セミの中でも大きな部類に入ります。体長は50~60mm程度で、メスの方がオスよりひとまわり大きく、人間界と同様に女性の方が強いのです。。。また、翅(はね)が茶褐色なのも特徴で、翅全体が不透明なセミというのは世界中でも珍しいのだとか。
油で揚げるような音で鳴くようなさまからアブラゼミと命名されたそうです。卵から孵化(ふか)したセミの幼虫は、地上に降りて土の中で6~7年間過ごしたあと、再び地上にでてきて羽化します。成虫のセミは地上で1週間程度の寿命だと言われていますが、環境条件に左右され、長いものは3週間から1ヶ月程度は地上で生きているという報告もあります。
そこらじゅうの木にとまっているので、子供達が小さい頃は虫かごいっぱいにセミをとっていました。それにしても、猛暑にめっぽう強いアブラゼミさんにはうらやましい限りです。
そう言えばセミで思い出しましたが、悪役の中でも人気がピカイチのバルタン星人は、その顔がセミに似ていますね。
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