あべのハルカス …

あべのハルカス …
晴らす　はればれとさせる

晴れ晴れとした心地よさを味わっていただきたいという思いが込められた、高さ日本一の超高層ビル“ハルカス”の名称は、古語「晴るかす」に由来しているそうです。

6月に訪れた大阪の天王寺（阿倍野）で、初めて“ハルカス”を見上げました。
「えらいでっかいビルができたんやなぁ…」
2Fのハルカスシャトル（エレベータ）入り口付近では人々が群れるように行列を作っていました。
カップル、親子連れ、友達どうし…
どの人も待つことを気にせず期待に胸を膨らませているような表情をしています。
「みんな高いところに上がるの好きやなぁ…」

そう、知らなかったのです、そのときは。
“ハルカス”が日本一高い超高層ビルだったとは…(＞_＜)

「目の前にどえらい高いビルがあるのに、入らんと帰ったら後悔しまっせ、あんさん。カメラなんのために持ってきはったん？」
心の中でつぶやくもう一人の自分が、あたかも正論のごとく誘惑してきます。
確かにコンデジは持ってきてますが、その群衆にこれから混じるとなると、お昼までに住吉っさんに行って当日中に茨城まで帰るというプランが危うくなってしまうからです。

あれこれ思案しましたが、さすがに30階の展望台は時間的に無謀なので、今回は19階にある大阪マリオット都ホテル“LOUNGE PLUS(ラウンジプラス)”でお茶をすることに…(￣∇￣*)ゞ

広々とした空間に窓からの景色を眺めながらティータイムを過ごしてきました。

時の流れとともに移り変わっていく街並み…

懐かしい思い出が新たな出会いに塗り替えられていくことに一抹の寂しさを覚えますが、人の世代が変わっていくように街の姿も良きにつれ悪しきにつれ変わっていきます。

この天王寺界隈は大阪の繁華街の中でもやや下町っぽい感じがしていたのですが、華やかな雰囲気に様変わりしてにぎわいを見せていました。

あべの筋のイトーヨーカドーのあたりにあった、鰻の店とおはぎの店はどこに移転したんでしょうか…
ちんちん電車の車窓越しにふと頭をよぎりました。。。