何はともあれ、豚骨ラーメンです。
せっかく博多に来たのですから、元祖豚骨ラーメンを食べずに帰ることなどできようか。。。
というわけで、一日目の夜と二日目の昼はご当地博多ラーメンを味わってきました。
今回はJR博多駅を起点にした行動でしたので、ラーメン店も博多駅に隣接する博多DEITOSの博多めん街道から“博多一幸舎”と“博多だるま”です。
私は初めてだったのですが、ともに名の知れたお店のようです。
一日目の夜は“博多一幸舎”。
オーソドックスな“一幸舎ラーメン”は650円。
オープンな厨房からほのかに漂ってくる豚骨臭に、今まさしく本場に来ているんだということを実感させられます。
それでも豚骨独特の臭みを取るために豚骨は血抜きをして下茹でが施され、さらに5種の魚介がタレにブンレドしてあるそうです。
どちらかと言えばマイルドでクリーミーなスープです。
クリーミーといっても甘ったるいわけではありません。豚骨のコクもしっかりとベースに押さえてありました。
こちらは1個100円の“ビッグ唐揚げ”です。
生ビールを注文したらサービスで1個で付いてきました。ジューシーで美味しかったですよ。
二日目の昼は“博多だるま”です。
「豚の後ろ足のみを14時間以上炊き上げ、呼び戻しと言う博多ラーメンの製法で、旨みを凝縮させお客様に提供しております。」
謳い文句が濃厚系を彷彿させますが、見た目の脂ほどコッテリ系ではありません。
豚骨の旨味がとてもしっかりと出ていて、豚骨ラーメンの基本形のようなスープの味わいでした。
ラーメン680円也。
すでに全国的にも普及している豚骨ラーメンですが、本場はやはり一線を画しています。
豚骨には独特の臭みがあり、少なくともこれを消し去っているスープには旨味は感じられないのですが、臭いで敬遠されないように調理しているお店も多いようです。
地元の知人に車で連れて行ってもらったことがあるのですが、豚骨ラーメンの真骨頂はその臭いにあるといっても過言ではありません。
店の中に足を踏み入れるとそこは豚骨風味がいっぱい、独特の豚骨臭が店内にみなぎっているのです。こんなお店で食べるラーメンこそ実は真の豚骨ラーメンではなかろうかと思うのです。。。
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