写真は、JR水戸線川島駅から北へ上がること約3kmの地点にある中島橋付近です。鬼怒川は、栃木県と茨城県を流域とする一級河川で、利根川水系になります。流域面積1,760km²は、日本一の利根川16,840km²の約1/10ですが、利根川支川の中では最大です。
古代大和朝廷時代に豪族毛野(けぬ)氏が治める毛野国(現 栃木県 群馬県)があり、そこを流れる川が“毛野川”でした。以降、江戸時代、明治時代には、“衣川”や“絹川”と言われていた書跡があります。
Wikipediaによれば、現名称の“鬼怒川”の鬼怒は明治以降の当て字だそうです。鬼が怒るという意味合いから、てっきり古来から氾濫が絶えなかった川だったという解釈をしていました。
普段は一見して穏やかそうな川ですが、雨が降るととたんに水かさが増し、豪雨時には両端の堤防まで水位が上昇し濁流と化します。鬼怒川に限らず、川は気をつけなければいけません。
コメント