千葉みなとに関する話題の最終日です。
千葉みなとには、千葉ポートサービスの観光船乗船場があります。
千葉ポートパークから駅に向かって歩いていると、乗船場の案内看板を見かけたので、せっかく港まで来たのだから船の係留場に立ち寄ってみました。
観光船以外にいろいろな船が係留されているなぁ とよく見ましたら、消防局の消防艇や海上保安庁の警備艇だったのです。
写真を撮っている私の背後には千葉市中央消防署臨港出張所があります。千葉県警察水上警察隊の事務所も近くにあるようなので、千葉県警の警備艇も係留されていたかもしれません。もっとよく観てくればと少々後悔しています。(といいますか、このような場所を一般人が入っていいのだろうか?と疑念に駆られて撮影していたもので…)
係留中の船で一際目立っていたのが上の写真の消防艇“まつかぜ”です。放水砲が主砲のように見えてしまうのですが、なかなか格好いいじゃありませんか。
この“まつかぜ”は、多様化した社会情勢に対応するための高速多機能型消防艇として平成16年(2,004年)3月に誕生した2代目です。ちなみに初代“まつかぜ”の勇姿はこちらです。2代目ともなるとデザインも洗練されています。
全長×全幅×深さ 31m×7m×3.5m、総トン数 100 トン、航海速力(常備、95%出力) 18.7 ノット(約35km/h)、主要消防装備は、放水砲15,000l/min×2、5,000l/min×2、伸縮放水砲7,000l/m×1 (海面上20m 対応能力)です。
また、様々な災害に対応するために次のようなシステム、機能を装備しています。
・指揮作戦室(大画面高精細表示装置装備)・大規模災害時等用関係機関連絡通信装置・沿海航行用通信装置・赤外線監視装置・ヘリコプター映像受信装置・電子海図表示システム・多目的クレーン・専用コンテナ×4 セット(流出油対策、大規模災害時陸上支援、救急救助対策、予備)・高度救命処置室兼活動準備室・ヘリコプターとのホイストスペース・ジェット推進型救助用小型艇×2・海面自動昇降式救助ラダー・海底探知ソナー
こちらの船は海上保安庁の“ふさひかり”です。灯浮標などの整備点検を行う小型の灯台見回り船です。
最後になりますが、この係留所のもう一方の出入り口には“港湾関係者以外の立ち入りを禁ず”と、やっぱり記してありました。。。
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