東プレ REALFORCE R2 テンキーレス PFU Limited Edition
イントロダクション
キーボードを買い換えました。
REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」 日本語配列/アイボリー(R2TLSA-JP4-IV)です。
2018年6月にPFUダイレクトで発売された「PFU Limited Edition」シリーズですが、コロナ禍のテレワーク増加に伴って高品位なキーボードの需要が高まり、特にこの日本語配列/アイボリー(R2TLSA-JP4-IV)は今年の3月以降在庫が無くなってしばらく入手できない状況が続いていました。6月29日に再販が始まり、即日購入しました。
私は、東プレのキーボードRealforce91UDK-Gを2011年から使っています。この機種を3台所有するほどの気に入り様で、「PFU Limited Edition」が発売されなければこの先もまだ現役でいたことでしょう。
デザインと機能
16年ぶりにフルモデルチェンジされたREALFORCEキーボード。
フレームの縁がそぎ落とされて省スペース化され、エッジの効いた斬新なデザインになりました。
「PFU Limited Edition」の右上インジケータ部分のカーボン調デザインも、高級感を醸し出して粋な計らいです。
スペースキーが大きくなって使いやすさが向上し、新設されたファンクションキー(Fn)による拡張機能の搭載で、Ctrl/CapsLockキー機能入替え、キーロック有効/無効(初期設定はWINキーと全角/半角キーのロック)、音量調整、APC(APC搭載機のON位置調整)などの設定がキー操作で行えます。これは便利!
例えばPCゲームをプレイするときに、CapsLockキーとCtrlキーを入れ替えて左手の機動性を上げたり、WINキーと全角/半角キーをロックして、誤打によるゲーム中断を未然に防いでいる方が多いようです。
ちなみに私は、レジストリを編集するフリーソフトを使って、キーの入れ替えやロックを行っていました。
アイボリーを基調に淡いグレーキーの部分的な配色は、シックで落ち着いた雰囲気があります。キートップの印字は、黒色のRealforce91UDK-Gに比べると格段に見やすくなりました。
キータッチは、REALFORCE特有のソフトタクタイルなフィーリングが健在で、静音仕様だけあって打鍵音も静かです。押下げ荷重45gはRealforce91UDK-Gと同じですが、心なしかキータッチがより柔らかくなったように感じるのは気のせいでしょうか。
ところで、すべてのキーの押下げ荷重が45gでアイボリー色の機種は、「PFU Limited Edition」にしか設定されていません。ブラック色なら「PFU Limited Edition」以外に3機種販売されていますが、45gのアイボリー色が気に入ったのでしたら、選択肢は「PFU Limited Edition」の日本語版か英語版のみということになります(2021.7.23現在)。
また、機能の組み合わせでみると、静音とAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)がセットされている機種は、押下げ荷重が45gの「PFU Limited Edition」および30gの日本語レイアウト仕様だけになります。さらに、「PFU Limited Edition」の静音機能には、HHKB Professional Type-Sと同等の機能が搭載されていて、差別化が図られているようです。
このあたりの機能の色分けは、東プレとPFUの販売戦略かもしれませんね。
APC機能(アクチュエーションポイントチェンジャー)は、用途で使い分けています。ゲームをするときには1.5mmに、それ以外はデフォルトの2.2mmです。「Fn」+「↑」のキー操作で簡単に設定を変更できます。付属のキースペーサーについては、現状のキーストロークの戻りに不満が無いので、いまのところ使う予定はありません。
テンキーレスキーボードのラインアップ
東プレのホームページを見ながら、テンキーレスキーボードの製品ラインアップを表にしてみました(2021年8月5日現在)。参考にしていただければ幸いです。もし間違い等がありましたらご指摘くださいまし。
「PFU Limited Edition」の選択
「PFU Limited Edition」は、キータッチや機能に付加価値を求める人の選択肢となるプレミアムなキーボードです。
レビューの評価が高いという興味本位だけで購入すると、フィーリングが合わずにガッカリしたという方もいらっしゃるようなので、現状の不満事やキーボードに求める仕様、スペックを念頭に置いて検討されることをお勧めします。
私の場合、当初はメンブレンタイプの一般的なキーボードを使っていたのですが、ある時からゲームをする際のキータッチと応答性に不満を覚え、メカニカルキーボードを試し始めたのがきっかけです。黒軸、青軸、赤軸と迷走し、辿り着いたのが静電容量無接点方式のREALFORCEでした。操作性は無論のこと、通常のキー入力の心地よさに惚れこんでしまった次第です。
今回「PFU Limited Edition」を選択したのは、押下げ荷重45gとアイボリー色の組み合わせが唯一無二であったことと、東プレとPFUとのコラボレーションで静音機能にPFUのオリジナル仕様が織り込まれているところに魅力を感じたからです。ただ、東プレの通常の静音仕様を使ったことがないので違いがわからず、自己満足になってしまうのですが。
拘りを求めるキーボーダー?の方々、選択肢の一つとして「PFU Limited Edition」を吟味あれ…
[PFU Limited Editionの情報サイト]
・東プレ×PFUコラボの“特別なREALFORCE” 「PFU Limited Edition」を試す
・REALFORCE限定モデル「PFU Limited Edition」レビュー 高級キーボード界最強タッグ製品の実力は
・超高級キーボードREALFORCEのPFU限定版を使い倒してみる
REALFORCE R2 テンキーレス「PFU Limited Edition」日本語配列(アイボリー)PZ-R2TLSA-JP4-IV 価格:31,350円 |
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