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日光東照宮 に行ってきました。
江戸幕府 初代将軍 徳川家康公が神(東照大権現)として祀られている日光東照宮は、今年が御鎮座400年の節目だそうです。
日光の地は結城からさほど遠くないのですが、訪れるのは今回が2度目。
日本屈指のパワースポットでもあり、ご利益を与りに参拝してきました。
【五重塔】
一層から四層まで平行垂木、五層のみ扇垂木になっています。
全ての様式を統一せず、故意に異なる形を残すことで未完成の意を表しているそうです。
(いつぞやのTV番組で紹介していました)。
完成すればそこから崩壊、衰退が始まることを避ける願いが込められています。
【上神庫(かみじんこ)】
「想像の像」が二頭、彫刻で描かれています。
【奥社唐門】
唐銅で屋根、柱、壁などを鋳造し、鋳抜門(いぬきもん)と称されています。
青銅の狛犬の頭上斜めには、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の霊獣「蜃(しん)」が形作られています。
【唐門】
全体が胡粉(ごふん)で白く塗られ、細かな彫刻が施されています。
上側が「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」、下側が「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」です。
【神厩舎・三猿(しんきゅうしゃ・さんざる)】
神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)だそうです。
猿が馬や牛を守護する厩猿(うまやざる)信仰から、長押上には猿の彫刻が施さています。
(修理中で写真が貼られていました)。
かの有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」三猿の彫刻もこちらです。
左右の屋根の長さが違います。こちらも未完の意です。
![](https://athana.sakura.ne.jp/program/wp-content/uploads/2016/12/IMGP2776_5.jpg)
【神輿舎(しんよしゃ)】
三基の神輿(みこし)が納められています。
写真は、干支の虎と竹が彫られた家康公の神輿です。
「人の一生は重荷を負ふて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
不自由を常とおもへば不足なし。心に望み起こらば困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思へ。
勝つことを知りて負くることを知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人を責めるな。及ばざるは過ぎたるに勝れり」
(出典:レファレンス協同データベース)
【唐銅鳥居】
パワースポットの一つとされる石畳に立ち、唐銅鳥居、陽明門の方を向いて撮影しました。
陽明門は、来春まで修理中とのことです。
およそ2時間の境内巡り、繊細で豪華な建造物に圧倒されました。
撮影はできませんでしたが、本殿の凛と張りつめた空気、本地堂の鳴き竜の気高い鈴の音に感動しました。
世界遺産 日光の社寺には、日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社があります。
今回は東照宮だけでしたが、陽明門の大修理完了の暁には輪王寺、二荒山神社をゆっくり訪れたいと思います。
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