偕楽園で白と紅の 梅 の苗木を買ってきてから21年が経ちました。
今年も春の訪れを告げてくれました。
葉をつける前の枝に直に咲く花…
木そのものが可憐な花に包まれる梅や桜は、息吹く春を象徴する日本の美ですね。
今年は満開の姿を是非とも写真に収めたいなぁと思っているのですが、タイミングが合うかどうか。。。
余談ですが、撮影時のピント合わせには、いつも神経を使います。
OVFの位相差検出式のAFには限界を感じていて、同一構図を複数枚撮影してみて、きちんとピントが合っているのは1~2割程度というのが僕の実感です。
したがって、可能な限りファインダーを覗きながらMFでピントを合わせるようにしているのですが、被写体の大きさと距離により、肉眼的限界があります。
上段の白梅の写真は、手持ち撮影でファインダー越し(OVF)のMFです。
距離にして1.5m程度、左側の開花した一輪の雄蕊(おしべ)にピントを合わせるのは容易ではありません。
一方、下段の紅梅は、ライブビューによるMFです。
腕をピンと伸ばしてカメラを固定しながらライブビューで中央の一輪を10倍に拡大し、ピントを合わせました。
手持ちなので操作性は悪いですが、拡大するとピントの合わせ易さは格段に向上します。
つまるところ、拡大できるファインダーがあれば一番いいことになります。
FUJIFILM X-T1やSONY α7などが高性能なEVFを既に搭載し、レンジファインダーですがFUJIFILM X100TのようにOVFとEVFのハイブリッドファインダー搭載機も昨年発売されました。
EVFでよければもはや一眼レフに拘らなくてもよいですし、OVFの肉眼的な臨場感が必要ならハイブリッドファインダーのような新機能の普及を望みたいところです。
個人的には、今年発売が予定されているペンタックスのフルサイズ機にハイブリッドファインダーが搭載されるといいなぁ と思っています…(^▽^)/
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