景品で長財布なるものをいただきました。
なかなか珍しいプレミアですが、しっかりとした化粧箱に包まれていたので記念撮影です。
“Gordes”というブランド名が箱に刻まれています。
“Gordes(ゴルド)”は南フランスの村の名前で、18~19世紀に高度な革製造技術が誕生し、現在まで継承されているそうです。
外側の素材は“ヌメ革(牛)”です。
“ヌメ革”とは、タンニンなめしを施しただけの、染色・塗装がされていない革のことをいうそうです。
「革製品の取り扱いと購入ガイド」によると、“ヌメ革”の主な特徴は次のとおりです。
丈夫だが傷がつきやすい
ヌメ革はその加工法上、非常に丈夫です。少々荒い扱いをしても革自体が大きく損傷することはありません。しっかりとケアをしていれば数十年単位で使い続けることが可能です。
一方、ヌメ革は表面加工がされていませんので、表面の傷はつきやすいです。
爪があたったり、ちょっとこするだけで簡単に傷がついてしまいます。
使い続けることで、柔らかさ・色合い・艶がでてくる
ヌメ革は、タンニンなめしによりなめされていますので、当初は繊維がびっしりと並んでいるため、固くゴワゴワしています。
しかし、使い続けることで繊維がほぐれてクッタリしてきます。
また、色味は当初は淡い肌色をしていますが、使い込むごとに、革の中にある脂分が表面にでてきてアメ色に変わっていき艶もでてきます。
動物そのものの革だから革ごとに個性がある
ヌメ革は表面加工がされていない生の革です。そのため、革の元となった動物それぞれの個性が残っています。
生きているときにできた傷痕(トラと呼びます)、血が通っていた痕(筋とよびます)などがこれにあたります。
水に特別弱いので水濡れに注意!
ヌメ革は表面になにも加工をされていないので、水に特別弱いことで知られています。
特におろしたて当初は水に濡れるとすぐにシミになってしまうので、ある程度使い込んで表面がコーティングされるまでは雨の日には使わないようにしましょう。
内側は落ち着いた青色です。
チャック式の小銭入れは、チャックを目いっぱい下げても口の開きが狭いので、小銭の目視確認がやりにくいように思いました。
馴染んでくればひろがるのかな…?
さて、この長財布のネット情報の一例はここにありました。
定価20,000円、特別おためし価格3,980円(消費税・送料込み)で販売されているようです。
一瞬目を疑いましたが、要は3,980円の価格相応以上の価値があるかどうかということですね。
ベトナム製ですが、日本で製造すると20,000円相当の商品との注釈がありました。
私自身、普段から財布にはあまりこだわりがないので、高い(数万円)財布がどういうものなのか、そもそもわからないのですw
でも、いま使っている財布よりはずっと高級感があり、なによりもヌメ革のなめらかな質感と革の匂いがいいですね。
内側の色合いが使う人を選びますが、ブルーは基本的に好きですし、せっかくいただいたのですからこれに換えてみようかな。。。
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