KeiyoStreet(京葉ストリート)…
2011年3月20日、JR東京駅八重洲南口近くというエキナカロケーションにオープンした東京ステーションシティ。
その一画にある“Dominique SAIBRON Marché(ドミニク・サブロン マルシェ)_東京駅京葉ストリート店”のboulangerie(ブーランジェリー)です。boulangerieはフランス語で“パン屋(パン屋の店)”です。
通り沿いに立ち並ぶ洒落たお店の光景は、1月以来となる京葉線ホームに向かう道中で初めて目にしました。
節電に向けた照明消灯でシックモダンな雰囲気が漂う中、興味を引かれて店内に入りました。
パリから進出してきた高級ブーランジェリーとは知らずに…
オーガニックの小麦粉やAOC発酵バターなど品質にこだわった厳選素材が使われ、長時間発酵を経て丁寧に作られたパンは、パリジャン&パリジェンヌで絶賛されているそうです。
※オーガニックとは有機栽培の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法のことです。
※A.O.C.(Appellation d’Origine Controlee)は原産地呼称統制のことで、フランス国内の伝統的な食品に対してINAO(フランスの原産地呼称国立研究所)が製造地域、製造方法を厳格に審査し、品質と伝統を守るために作られた制度です。
比較的小振りなパンが多いようです。どれにしようか悩みましたが、“ピエノワショコラ” “プティシャボー・ショコラ” “クッペ・フロマージュ” “ベーコンエビ”の4品にしました。
☆ピエノワショコラ
チョコチップの入ったオーソドックスな感じのパンです。…(125円)。
☆プティシャボー・ショコラ
ご覧のように帽子の形をしています。チョコの部分はクッキー風味でした。パン風お菓子のような感じです…(136円)。
☆クッペ・フロマージュ
お勧めです。感想は、一言「めっちゃ うま!」です。
バゲット生地に2種類のチーズを入れて焼き上げられたパンですが、かみ締めるほど生地の旨味が口に広がり、「ああ、フランスパン食ってんだー」という満足感に浸ることができます。お値段もそれなりに…(283円)。
☆ベーコンエビ
お勧めです。かみ応えのある生地に、上質なパンの味わい。ベーコンパンは元々好きなのですが、素材も吟味されているだけあって美味しいです…(283円)。
4つで828円…このブログで紹介してきたベーカリーの中では高級パンの価格帯に位置づけられますが、本場のフランスパンを味わうことができます。個人的には“クッペ・フロマージュ”のファンになってしまいました。
コメント