またまた買ってきました。今度はサントリーの“天然水”です。“いろはす”“キリン アルカリイオン水”“森の水だより”に次ぐ、4種類目になります。
2リットルサイズで100円を切る価格を前提条件として選びました。銘柄は忘れてしまいましたが、なかには350円もする水もありました。常用的な価格帯ではないですが、一度味わってみたい気もしますので、またの機会にでも。。。
サントリー“天然水”の源は全国に3箇所あります。「奥大山(鳥取県)」「阿蘇(熊本県)」、そして今回買った「南アルプス(山梨県)」です。「南アルプス」は山梨県の白州町の天然水なので、過日紹介した“森の水だより(日本アルプス)”と同郷なんですね。この天然水の源は甲斐駒ヶ岳の伏流水だそうで、甲斐駒ヶ岳といえば標高2,966m日本アルプス屈指の名峰です。
サントリーのホームページには、「甲斐駒ヶ岳は、表面を花崗岩層におおわれた山。この山に降る雪や雨は、花崗岩層に含まれる水晶(石英)に磨かれながら、ゆっくりと地中に浸透していきます。花崗岩に含まれる鉱物のうち、風化しにくい水晶が天然の濾過装置の役目を果たし・・・」という解説があります。花崗岩の主成分は石英、長石などで、その見かけの粒子径はおおむね数mm程度。これらの鉱物粒子の間隙を水が通過しながら不純物などがじょじょに取り除かれていくのですね。
このサントリー“天然水”の硬度は約30mg/L。ホームページに詳しく書かれています…「サントリー天然水(カルシウム量=9.7mg/L、マグネシウム量=1.5mg/L)の場合は、(9.7mg/L×2.5)+(1.5mg/L×4.1)=30.25mg/L。」。硬度とは、カルシウムとマグネシウムの量を炭酸カルシウム(CaCO3)に量に換算した数値で、日本と米国でこの換算方法を使っています。
さてさて前置きが長くなりましたが、早速淹れてみました。豆はいつもの“エメラルドマウンテンブレンド”です。あくまでも“いろはす”と“森の水だより”との三つ巴による比較ですが、“天然水”はちょうど2者の中間に位置するような味わいです。“いろはす”より酸味が抑えられ、“森の水だより”より苦味が抑えられていて、この“エメラルドマウンテンブレンド”に限って言えばちょうどバランスがとれているような感じを受けました。
コーヒー豆にはいくつもの種類、ブレンドがあり、それを淹れる“水”によって更に味わいが変化します。次は2リットル350円の天然水にいよいよ挑戦…と言いたいところでしたが、“森の水だより”6本格安セットをかみさんが買ってきていました。。。しばらくお預けです(┬_┬)
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