山の湧き水で淹れたコーヒーの味は格別・・・という発言を以前Twitterで見かけたことがあります。
コーヒーにはいつも水道水を使っていたのですが、たまには水道水以外の水を使ってみようと思って買ってきました。会社帰りのコンビニにあった「いろはす」です。特に銘柄を意識しておらず、陳列してあって目に入ったものを購入してきました。
さて、これで淹れたコーヒーなんですが、美味いんです。水道水で淹れたときとはまったく違い、コク、苦味、酸味がはっきりと味わえました。このコーヒーはこんな味だったのか・・・という私にとっては劇的な体験でした。写真は、加藤珈琲店から通信販売で購入した“お得なセット”詰め合わせの一つで、これまで「なんだ、さほど美味しいというほどでもない」と感じていたものが、「それなりに美味しい」のです。
いろいろ調べてみると、残留塩素、pH、硬度などが味に影響するそうです。この「いろはす」のあと、今度は「キリン アルカリイオン水2リットル 」を試してみたのですが、これは私にとっては×でした。この2リットルボトルは、原水が富士山の伏流水で硬度59、pH8.8~9.4、電気分解で整水、というのが特徴ですが、硬度が合わなかったのか、電気分解という後工程がマイナス要因だったのかはわかりません。健康的にはすごく良い水なんでしょうけど、コーヒーの旨みが消えてしまいました。
比較の意味で「いろはす」を調べてみると、全国6箇所の天然水で硬度29.1~43 pH6.7~8.0をブレンドして使っているようでした。
私にとってコーヒーに適した水というのは、硬度は低めの天然水というのがよさそうです。まだまだ試した水の種類も少なく早計かもしれません。市販の天然水には加熱、非加熱もあるようです。「いろはす」にしばられず、いろいろ試してみたいと思います。
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