WindowsPC デビュー!
新しく購入したPCのセッティングと従来環境の再構築に時間をとられ、先週末からようやく撮影データの現像作業に取り組めるようになりました。
WindowsPCの購入は、僕にとってはセンセーショナルな一大イベントです。
というのも、Macintosh LC 630に始まり、PowerMac 7100/80、PowerMac 8500/120、PowerMac 9600/233、PowerMac G4 Dual867MHz (MDD)、Power Mac G4 Dual1.42GHz (MDD FW800)、そしてMacPro(early2008)に至るまで、僕は生粋のMacユーザーでした。
くしくもMac生誕30周年の記念すべき年に、別れを告げることになるなんて。。。
高品位なMacのデザインが好きで、美しいGUI(graphical user interface)のMacOSが好きで、Windowsが世界を席巻しようともMacにだわってきました。
ただ、ソフト選択肢の多様性と量産効果によるコストパフォーマンス、ドライバー類の充実度、そして各種パーツの汎用性については、Windows陣営が明らかに優位でした。
MacProではBootcampでWindowsが使えるようになり、VistaのGUIもそこそこ洗練されていたので、まずはgame用途でWindowsを使い始めたのが移り気のきっかけでした。
そのうち、新しいソフトはWindows版を購入したり、ビデオカードをWindows専用にものに換装したりして、躯体はMacProでありながらOSはWindowsという日常が2,010年から始まりました。
もはやここまでくればMacを使い続けることに大義を見出せず、Bootcamp環境でBlueScreenが多発するようになった昨今の状況と、消費増税のタイミングを鑑み、いよいよ一大イベントを決行することに。。。
僕にはどうしてもこだわりがあります。
どんな物にも言えるのですが、見た目の品位と質感には必ずこだわります。
MacPro(旧)のような端麗さ、内部のメンテナンス性と拡張性を求めて最終的にたどり着いたのは、COSMOS SEというケースでした。
材質はスチールと樹脂の組み合わせのようですが、品格漂う堂々とした存在感に心を奪われましたw
さらに今回気にかけていたのは熱対策でした。
PC内部で発生した熱をいかに効率良く外部に放出できるか否かは、性能と寿命に大きく影響します。
(これまで使っていたMacPro(旧)は、エアフローがG4タイプから大きく改善されていたものの、Bootcamp上ではシステムでファンの回転数が制御されないという致命的な現象がありました(フリーウェアで回転数を管理できるソフトもあります))。
そういった観点でもこのCOSMOS SEは、風通しのよい内部空間と、標準で搭載する4つのファンによるエアフロー機能を備えていて、安心して使用できるミドルタワーモデルだと思いました。
さて、中身についてです。
Windowsのパーツ類については、ビデオカード以外知識に乏しかったので、これを機にいろいろ勉強しました。
CPUの世代・性能、チップセットとの関連、SLIを組む場合のレーン総数の違い、メモリ規格、電源の信頼性、M/Bの各部機能、BIOSの設定などなど…
ちなみに自作ではなくBTOですが、使われるパーツのグレード、性能を理解し、後々「あのパーツを選択していればよかった…」など後悔しないで済むようにしたかったのです。
【CPU】Core i7-4770K
(簡易水冷キットSeidon120M, ArcticSilver5グリス)
【MEMORY】DDR3-1866 8GB×2(CENTURY MICRO製)
【HDD】Serial-ATA 2TB×2台
【M/B】ASUS Z87-PRO(V EDITION)
【GPU】GeForceGTX 780Ti 3GB(ELSA製)
【電源】Seasonic SS-860XP2 860W(80PLUS PLATINUM)
【ODD】LG BH16NS48(BD-XL対応)
【OS】Windows 7 Professional
MacProのBootcamp上ではとにかく熱とBlueScreenに悩まされ続けていたので、パーツの選択は可能な限り信頼性の高いものを選びました。
MacからWinへ…
別れがあれば出会いもあります。
さぁ心機一転、春からまたガンバルぞー( ̄∇ ̄*)ゞ
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