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写真は、ショルダーバッグ PORTER TAND です。
“一針入魂”…吉田カバン創業者 吉田吉蔵氏の精神、吉田カバンの社是です。
ひと針ひと針を丁寧に縫い合わせていく作業のように、素材選びからデザイン、縫製にいたるすべての工程に手を抜かないもの作りを表現しているそうです。
「安かろう悪かろう」と言われながらも価格面が魅力で支持され、労働力コストの低い国での生産が爆発的に進みました。
しかし、作り手の品質に対する考え方は、その人の育った環境や国民性に依存していて、必ずしも求める品質が確保されているかどうか僕は曖昧です。
品質より価格が優先するものはそれで構いませんが、品質がそのものの価値を左右するものは、価格よりそのものの信頼性に重きを置く必要があるように思います。
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質感が違う、作り込みが違う、存在感が違う…
今年3月に購入したPORTER HERITAGEを使って感じたことです。
やっぱりMade in Japanであることは、信頼性において随一です。
匠、職人気質、技能伝承は日本の国民性と切っても切れない関係であり、1,935年から職人たちと共に鞄を作り続けている吉田カバンに魅了されました。
フォーマルな外観ですが、派手な装飾が排されたシンプルで上質なレザーが、所有する者を充足感で満たしてくれます。
早速この鞄をもって先日出かけたのですが、上さんがひとこと「弁当箱みたいな形。。。」
「(ムムっ)…そ、そう?…(´_`;)…(なんちゅう例えや)…」
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