先週、仕事で宮城県の南三陸を訪れてきました。
瓦礫、家や建物の基礎、車の残骸…
あれから9ヵ月が過ぎましたが、当時の惨状はそのまま痛ましい情景として残っていました。
多くの人が逃げまどい、家、思い出、すべてのものを飲み込んだ津波の恐怖と人々の悲しみが脳裏をよぎり、言葉を失ってしまいました。
津波がひいたあとには窃盗団などが押しかけ、非人道的で許されまじき下劣な行為もあったそうです。
復興に携わる人々の姿と往来する工事車両を目にしましたが、被災地では職人さんの数がまだまだ不足していると聞きます。
現地では数枚写真を撮影しましたが、途中で消去しました。すでに皆さんも報道でご存知だと思いますし、個人的興味で記録に残す風景ではないと思いました。
仙台市内の街並みは、一部補強改修工事を行っているビル等がありましたが師走の活気を見せています。
一番上の写真はJR仙台駅構内に飾られているdocomoの巨大クリスマスツリーです。
全高は6.2m、360個の赤と白のハンギングボールがちりばめられ、上から下に光が落ちるライトドロップでクリスマスの雰囲気を盛り上げていました。
厳寒の北日本はこれからが本格的な冬将軍到来の時節です。
被災地に向かう途中、仮設住宅を多く見かけました。
平穏無事な聖夜と正月が迎えられることを切に祈ります。
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