ずっと使っていたHair Dryerがとうとう稼動しなくなりました。約15年ほど使っていたことになります。途中、電源コードのプラグ部が断線したので電源プラグを付け直したという修理だけです。よくもちました。
ヘアードライヤーは、今や生活必需品ともいえます。製品化されたのは1,920年頃らしいですが、当時はとても高価な電化製品だったようです。いまでこそ、髪の毛を乾かしたりセットしたりすることが手軽に行えますが、ヘアードライヤーが登場する以前は、自然乾燥もしくは暖房機や扇風機なんかを使っていたのでしょうか。。。
近くの家電量販店に行って買ってきました。電化製品は、購入前にネットなどで下調べをすることが多いのですが、今回は“乾けばなんでもよい”という楽観的な気構えでした。
価格.comの価格帯トレンドですが、下は2,000円くらいから、上は14,000円超と広い価格帯ですね。
機能の付加程度によって価格が上昇していきますが、10,000~11,999円が売れ筋というのは少々驚きでした。不景気な世の中ですが、関心の高いものには財布の紐を緩めます。私も電気シェーバーには20,000円程度投資したので、捉え方は同じようです。
機能を大別すると次のようなことでしょうか。。。
①マイナスイオン
②水分補給
③吹き出し口の構造(髪の乾燥性)
④温風温度の切り替え
⑤重量
各社とも特に②に重点を置いて価値を高めているようです。呼称は異なりますが、Panasonicでは“ナノイー”、東芝では“ピコイオン”などです。解説によれば、OHラジカルの周囲が水分子で覆われた超微細粒子を放出する機能です。水分の補給とOHラジカルなどのタンパク質変性作用による効能を謳っていますね。
ヘアードライヤーのマイナスイオンは、プラスに帯電しやすい髪を中和することが共通の目的のようです。マイナスイオンという言葉は、wikipediaによれば、イメージが形作られた造語であり、定義が曖昧で意味が統一されていないらしい。
気象学の大気電気学分野では“負イオン”に相当しますが、対流圏大気中のイオンの中で最もよく観察される自然の負イオンは NO3−(HNO3)m(H2O)n とのこと。また、自社で開発したプラズマ放電によるイオン発生素子にて生成された大気イオンの組成を分析した結果、正イオンとして H+(H2O)n が、負イオンとして O2−(H2O)n が認められたことを、シャープの西川氏らが明らかにしています。
どうやらマイナスイオンの組成は、マイナスの電気を帯びた酸素と空気中の水分が結合した“O2−(H2O)n”のことのようです。
さて、私が購入した商品は、イズミ(株式会社泉精器製作所)の“イオネージュマイナスイオンドライヤー DR-200”です。
[仕様]
色調 ブルー(A)、ホワイト(W)
電源 AC100V・50/60Hz
消費電力 温風1200W
スイッチポジション dry/haircare/cool/off
外形寸法 幅140×奥行79.5×高さ188mm
(ノズルを除く、折りたたみ時高さ115mm)
重量 約380g(ノズルを除く)
付属品 ノズル
近くの家電量販店で1,980円でした。価格.comの最安値は本日現在で1,562円(送料別)です。この価格でマイナスイオンと温風温度切り替え機能が付いていました。重量は 約380g(ノズルを除く)なので、ヘアードライヤーの中では軽量の部類に入るでしょうか。
うちに年頃の娘がいれば高機能商品を欲しがったかもしれませんが、上さんは温風と風量が確保されていればそれでよいそうです(笑)。
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