森林の空気、樹木の香り、枝葉のざわめき…..
森林の中を歩いていると、清々(すがすが)しくてとても爽やかな空気に包まれ、心も体も癒されます。
先週の休日、栃木県真岡市(もおかし)にある井頭(いがしら)公園に行ってきました。
自宅(結城市)から約31km、車で約40分の距離です。
大きな井頭池の周囲にはコナラ・クヌギ・アカマツなどの丘陵地と雑木林が広がり、野鳥のさえずりや木々草花の四季折々の景観を楽しむことができます。
敷地面積は93.3ha(933,000㎡)ですから、東京ドームに換算すると20個分の巨大な公園です。
公園内の“1万人プール”には15年ほど前に一度訪れたことがあるのですが、森林や植物園を歩くのは今回が初めてです。
当日地図を持参していなかったもので、散歩道をくねくね歩いているとそのうち方角がわからなくなってしまいました(lol)。
森林の独特の香り…
それは樹木などが発散する物質でフィトンチッド (phytoncide)と呼ばれています。
フィトンチッドは樹木の自己防衛機能で生成される物質で、葉を食べたりするような害をもたらす昆虫類を遠ざけたり、他の種の植物が周囲で成長しないように阻害したり、受粉のために昆虫類を導き寄せたりします。
このように攻撃的な性質をもつフィトンチッドですが、人に対して有益な成分の場合には、リフレッシュ(自律神経の安定化)、肝機能改善、快眠、消臭、抗菌、防虫など様々な効果が科学的にも示されているそうです。
広大で自然環境豊かな公園が身近にあるなんて、周辺に住んでいる方がうらやましいですね。
都市化による利便性の向上で物質的欲求をタイムリーに充足することはできますが、リフレッシュや健康維持には緑の環境が一番の特効だと思います。
オール式とペダル式のボートで池の遊船を楽しむことができます(有料)。
11月15日~3月19日の期間は休業になるそうです。
公園内のテニスコートで中学生のソフトテニス大会が開催されていました。
みんな元気いっぱいです。元気が一番!!!
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