スピーカーとスタンドとの間に介在するインシュレーターの組合せを最近替えました。
上段のステンレス削り出しスパイクとスパイク受け(oyaide製 INS-USとINS-SP)は同じですが、下段をthe j1 projectのC30S-J/4P(マテリアル C+T ハイブリッドダンピングパッド)から A25R-J/4P (マテリアル A ダンピングパッド)に差し替えました。
以前のC30S-J/4P(マテリアル C+T)を使用したときの感想はここに記してありますが、サンドイッチ構造の中間部分の材質が柔らかく、中間部分が外側にはみ出し気味になるのまでは良かったのですが、使っている間に上側のシートが中間部分から剥がれてきました。
音質についても、なんだか鮮度が落ちて締まりが無くなってしまいました。
これは、C30S-J/4Pに対してスパイク受けの方が小さ過ぎたので、C30S-J/4Pの中央部分に荷重が集中したからにほかありません。
要は使い方が悪かったのでした。
A25R-J/4P(マテリアル A)は硬質系なので変形の心配はありませんが、ダンピング効果はC30S-J/4P(マテリアル C+T)の方が高いようです。
それでも、スパイクとスパイク受けのみのセッティングに比べると、耳につく高域の強さは緩和されますし解像感も増しました。
インシュレーターの置き方は4点より3点の方が良いらしいのですが、4点の方が安定感があるので、この組み合わせを標準にして音楽を聴いていきたいと思います。
使ってみたいなぁ と思うインシュレーターがあります。
金井製作所のKaNaDe02bfです。
金属,プラスチック,ゴム,木の良い特性を併せ持つフェノール樹脂系複合材の粉末を加熱圧縮し、精密な研磨で仕上げた直径φ100mm、厚み13mmのインシュレーターです。
スピーカー1台に1枚使用します。
実在感の高い奥行を出すことができるそうで、クラシックには好適かもしれません。
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