“なごやん”買ってきました。清洲からの帰り、名古屋駅新幹線改札内の売店に置いてありました。
2月7日の菓子パン話のブログで、“名古屋を代表する銘菓「なごやん」”と書いたこともあって、早速賞味してみようとその場で思い立ちました。
箱の裏のラベルには、製造者“敷島製パン株式会社”と記されていました。そう、Pascoですね。
“なごやん”は、いわゆる“焼饅頭(やきまんじゅう)”の一種で“カステラ饅頭”の分類に属します。誰もが知っている栗饅頭も代表的なカステラ饅頭ですね。
昭和32年、貴重だった砂糖や卵をふんだんに使い、カステラ風に焼き上げた製品を「金鯱まんじゅう」と命名し、好評を得て、翌年の昭和33年に「なごやん」と名称を変えたそうです。
昭和33年(1,958年)といえば、長嶋茂雄さんが巨人軍に入団した年です。はがき5円 、バス15円、銭湯代16円、散髪代150円 大卒初任給が約13,500円の時代で、“なごやん”は1個10円でした。
柔らかく練り上げた黄味あんを、カステラ生地で包みます。カステラ生地は、砂糖,卵,ハチミツなどで仕込んだ蜜を混ぜ合わせて一晩寝かせてあります。
コンベア方式の製造ラインによる大量生産と確立した品質管理により、比較的安価な土産菓子というのも“なごやん”の特徴だと思います。14個入で1,050円なので、1個当たり75円です。
昔ながらの素朴な味わいの饅頭です。(“かもめの玉子”や“博多通りもん”のような濃厚系のこってり餡(あん)ではなく、庶民的でシンプルな餡です)。
“なごやん”という名称は、“原料に名古屋コーチンの卵を使っていたから”とか“「名古屋人という意味の名古屋MANをもじった”などの諸説があるようです。
フィリピンの友達になごやんをお土産として持っていきたいのですが、
暑い地域ですので、傷みが早くならないか心配です。
賞味期限内のうちは安心して食べることができるのでしょうか?
回答をお願いします。
ナイトウさん こんにちは。
直射日光、高温多湿を避ける と書いてあるようですが、この「高温多湿」が曖昧ですね。
「高温多湿」の定義は見つかりませんでしたが、例えば 教えてgooの回答には24℃,60%の事例を個人的見解として挙げられています。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6174300.html
したがって冷蔵庫に保管することで品質の保持がある程度可能になるのではないかと思います。
私の場合もあくまで個人的見解ですので、製造元である「Pascoの通販 お問い合わせ」に直接確認されると安心できると思いますよ。
http://www.pascoshop.com/guide_contact.html