東北新幹線 小山駅停車中のやまびこ217号仙台行きです。今日の退勤時、小山駅で下車した際に最後尾からDMC-LX3で撮影しました。
帰省が始まっており、デッキに立っている人が多数いました。私はまだ明日も仕事です。
さて、この新幹線の形式はE2系1,000番台です。1997年3月に東北新幹線でデビューしました。“やまびこ”“なすの”“はやて”に使われています。最高速度は275km/h。
長野新幹線の“あさま”とは、一見して同じ新幹線に見えますが、似て非なるものです。長野新幹線に使われている形式はE2系0番台で、あさま仕様(N編成)です。一番の特徴は、軽井沢付近で周波数が変わるので50Hz/60Hz両周波数に対応しています。また、急勾配区間があるので、下り勾配で速度を抑制するための抑速ブレーキも搭載しています。
東北新幹線も、E2系1,000番台の前はE2系0番台を使っていました。こちらはやまびこ仕様(J編成)と呼ばれ、“こまち”と連結できる併結機構を搭載していたことが、あさま仕様(N編成)と違うところでした。その後、東北新幹線のE2系は周波数50Hzに特化した1,000番台に移行したのです。
外観のカラーリングも少し違います。車体下側の紫苑ブルーの上の帯色が、東北新幹線のE2系は躑躅(つつじ)色、長野新幹線のE2系は真紅レッドです。内装も若干違うそうです。
東北新幹線を利用されない方にとっては関心事ではないと思いますが、東北と長野のE2系が異なる仕様であることは、調べてみて初めて知りました。
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