Headphoneは、私のaudioの中ではかなり重要な位置を占めています。
我が家には受験生がいるので、どうしてもHeadphoneを多用します。Headphoneには駆動方式から音響構造が異なるものまで多種多様の選択肢があり、音質、音場などの再現性は機種毎に千差万別です。ユーザ側からみれば、何を基準に選べばよいのか嬉しい悲鳴でもある訳です。
私の場合は、対象とする音楽ジャンルに特定されず、いわゆる気に入った音楽はポップス、ロック、クラシック問わずなんでも聴くという多様性があったので、Headphoneは万能選手を選ぶ必要がありました。そこで、レビューサイトで音の傾向をイメージし、予算とにらめっこしながら絞りこんでいきました。最終的には、量販店や専門店でのモニタチェックはかかせません。
そんなこんなで、一番初めに購入したのがSENNHEISERのHD580です。この機種は、搭載ユニットがHD600と同じということから、とてもコストパフォーマンスが高い万能ヘッドホンとして、いろいろなレビューサイトで評されていました。価格もこなれていました。ただ、私には何か物足りません。そう、低音の量感が物足りなかったのです。
次に購入したのが、BeyerdynamicのDT880でした。低音の量感もあり、どちらかと言えば全体的に柔らかな音質のように感じました。しばらく愛用していましたが、やはり何かが物足りない。そう、低音の締りが物足りないのです。
そして、ようやく今の愛機であるSENNHEISERのHD650に行き着いたわけです。表現力が豊かで、これまでの2機種に比べて明らかに分解能がすばらしい。低音も低いところまでよくでており、締りとのバランスも私の求めていたセンスとピッタリでした。いろいろなHeadphoneのリファレンス的存在だという評価にも納得できました。
Headphoneマニアの方からみれば、紆余曲折の部類には属さないかもしれませんが、やはり音質には悩みがつきものです。実は、HD650は最初から候補として上がっていたのですが、予算優先で機種選定したために、累積では結局高い買い物をしたことになりました(笑)。でも、私自身、この音に十分満足しています。
Headphoneのレビューサイトでお世話になったところです。Audioを趣味とされている方ならご存知かと思いますが、両サイトとも恐るべきモニタ機種の数ですし、音質のイメージがわかりやすいと思います。
http://www.geocities.jp/ryumatsuba/index.htm
小生も万能機HD598を最初に買ってオールマイティ機によくある「どのジャンルもそこそこな性能」に
我慢できず3ヶ月でHD650に買い替えしました。
インピーダンスが300Ωと高いのでHPAを選びますねぇ~。Audio・gdのC2cという中華製H
PAが相性よく、手放せません。
お便り有難うございます。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
実を申しますと半年ほど前にHD660Sを購入しました。ある理由でHD650を分解したときにリード線を断ち切ってしまいまして。
銘機HD650の音質を本当に上回るのか疑心暗鬼でしたが、クラシック音楽の心地よい自然な高音の再現性は◎でした。
おっしゃるとおりアンプの選定には予算との兼ね合いで悩みました。いまでは、電源やケーブル類のアクセサリーも導入して、自分好みの音質になんとか仕上げることができました。
ヘッドホンによる音楽リスニングは、再生音質の良し悪しが一聴瞭然?なのでいろいろ試行錯誤しましたが、最近はもっぱら音楽鑑賞を楽しんでおります(^_^)。