Thank you, Steve Jobs …

Steve Jobs …

私が手で触れた最初のMacは会社のMacintosh ColorClassicでした。
私が買った最初のMacはMacintosh LC630でした。当時のOSは漢字Talk7…

そのころスティーブ・ジョブスは、共同設立したApple社から解任されていて、これも自ら設立したNeXT社で陣頭指揮をとっていましたが、数年後の1,997年にApple社によって買収され古巣に復帰します。

そして彼の復帰後Apple社はイノベーションを興し、世界を魅了するハード&ソフト&サービスを次々と誕生させ、世界で最も価値のある企業に躍進しました。

革命児スティーブ・ジョブス…
慣習を廃し常に新しきを求めた創造と破壊、頭脳明晰、強烈なカリスマ性、忠誠と統治…

全身全霊を捧げて時代を駆け抜けたイノベーターは、日本史戦国時代に現れた不世出の英傑 織田信長の生き様とどこか似ています。

人物像としては完璧ではなかったスティーブ・ジョブス。
だからこそ、そこに人間的な魅力がいっぱい詰まっているように思います。

彼の造った作品は、有形・無形問わず気品がただよっているように思います。

ジョブスが語ったそうです。
「デザインは見た目だと思っている人もいる。しかし、当たり前だがもっと突き詰めて考えると、実は仕組みを意味する。」

Pro Mouse(Black)は現役を退いていますが、美しい外観と何とも言えない質感が気に入っています。

ワンボタンでスクロールボタンもありませんが、シンプルで手にとても馴染みました。
その後のマウスの選定には、この使い慣れたPro Mouseの形状と大きさがスタンダードとなりました。

もう使うことのないMacOS8シリーズ(1,997~1,999年)です。

プラチナアピアランス、Finderのマルチスレッド化、コンテキストメニューの採用など使い勝手が向上しました。

アップルのコマンドキーの記号は、プロペラヘッド(頭の回転が速いの意)とも呼ばれているそうです。

Apple社が買収したNeXT社のOPENSTEPの技術をベースに開発されたのがMacOS Xです。
洗練されたデザインと直感的操作が可能なGUI(Graphical User Interface)は、Finderを触っているだけでも楽しかった記憶があります。

ところで、GUIのコンピューターを最初に作ったのはスティーブ・ジョブス(Apple社)だとてっきり思っていたのですが間違いでした。
GUIを開発したのはゼロックスのパロアルト研究所で、1,973年に“Alto”というデモ機を見て衝撃を受けたスティーブ・ジョブスは、開発中のLisaに同じ機能をもたせることにしたそうです。これがPC(Personal computer)では初めてのGUI搭載でした。

最後になりますが、私なりの選曲でスティーブ・ジョブスの偉業をたたえたいと思います。
“World in Union”というラグビーワールドカップのテーマ曲ですが、ホルストの組曲『惑星』第4曲“木星(Jupiter)”のメロディと歌詞がマッチングしていてとても素晴らしいです。

…..think different…..Thank you, Jobs.
Apple創業者の歴史。革新的な製品を時系列で振り返る


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趣味や関心があることを題材に、体験談や感想などをエッセイ風に書いています。どうぞよろしくお願いいたします。m(._.)m

最近のコメント

  1. こんにちは。お便りたいへんありがとうございます!!! 水谷さんのコメントでおよそ10年前の記憶が蘇ってきました。あのときの岐阜城からの眺めは格別でした。 昭和26年の写真はとても貴重な画ですね。非常事態宣言も解除されたようですので、暑さにお気をつけて是非楽しんでいらしてくださいませ。

    • RiKKiE
    • 2020-05-14
  2. 岐阜城の記事を興味深く読みました。写真が明確で、内容が良く分かります。信長や秀吉の歴史的痕跡が多くあるのには驚愕です。岐阜城の天守閣からの眺望は、はるかかなたまで眺望でき、戦国時代ここから恐らく信長も天下統一を志したのでしょう。今度、女神像を観に行きたいと計画しています。数年前、この前で撮った写真が見つかりました。昭和26年頃撮ったもので、この写真を持って行きたいと思います。じっくり今昔の相違を確認したいと思います。

    • 水谷 成美
    • 2020-05-14
  3. お便り有難うございます。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。 実を申しますと半年ほど前にHD660Sを購入しました。ある理由でHD650を分解したときにリード線を断ち切ってしまいまして。 銘機HD650の音質を本当に上回るのか疑心暗鬼でしたが、クラシック音楽の心地よい自然な高音の再現性は◎でした。 おっしゃるとおりアンプの選定には予算との兼ね合いで悩みました。いまでは、電源やケーブル類のアクセサリーも導入して、自分好みの音質になんとか仕上げることができました。 ヘッドホンによる音楽リスニングは、再生音質の良し悪しが一聴瞭然?なのでいろいろ試行錯誤しましたが、最近はもっぱら音楽鑑賞を楽しんでおります(^_^)。

    • RiKKiE
    • 2019-06-04
  4. 小生も万能機HD598を最初に買ってオールマイティ機によくある「どのジャンルもそこそこな性能」に 我慢できず3ヶ月でHD650に買い替えしました。 インピーダンスが300Ωと高いのでHPAを選びますねぇ~。Audio・gdのC2cという中華製H PAが相性よく、手放せません。

    • 杉ちゃん
    • 2019-05-29
  5. NHK交響楽団はあまり聴かないのですが、ドゥダメル氏の招聘が叶えばいいですね。篠崎史紀さんの演奏は聴いたことがありません。ごめんなさい。

    • RiKKiE
    • 2018-09-16
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