steelseries_堅牢な黒軸キーボード

Apple純正以外のキーボードを初めて購入しました…steelseries6Gv2です。

Macにはほとんどのデスクトップ機種にマウスとキーボードが標準装備なので、与えられたモノに満足していると他に関心が及ばず、キーボードなどはデザインは違えどどれも似たり寄ったりと独善に陥り、恥かしながら“井の中の蛙、大海を知らず”状態でした。

Apple純正からWindows用にチェンジするに当たり、キーボードの選定条件を自分なりに整理してみました(順不同)。

①キータッチ(打鍵感)
②キーの数と配列
③キーボードの大きさ
④耐久性
⑤安定性(質量)
⑥デザイン
⑦キートップ文字・記号の消えにくさ(印字方法)
⑧インターフェース
⑨複数同時押し対応
⑩マクロ設定可否
⑪ケーブル長さ

選定に最も悩んだのが“①キータッチ”です。キーを押す感触、キーを押す力加減、そして(打鍵)音などの要素です。

キータッチはキー自体の構造で決まりますが、現在市場に出回っている主なキーボードをキー構造で分類すると次のように大別できると思います。

(a)メンブレン式
(b)パンタグラフ式
(c)メカニカル式
(d)静電容量無接点方式

メンブレン式は一般的なキーボードで採用されている安価な構造ですが、中のゴムシート(ゴムキャップ)が劣化するとキーの復元力も低下します。
パンタグラフ式はゴムシート(ゴムキャップ)の周りにパンタグラフ形状の支持体が付いている構造で、ノートパソコンなどに多く採用されています。
メンブレン式もパンタグラフ式も電極端子の垂直接触によりスイッチングを行う方式なので、端子接触部が劣化するとキーを押しても反応しにくくなってきます。

メカニカル式で普及しているのが、ドイツのZF Electronics(旧Cherry)が販売している「Cherry」ブランドのメカニカルキーで、「黒軸」、「赤軸」、「白軸」、「茶軸」、「青軸」といった色別の軸(Cherry軸)のラインアップがあります。
また、アルプス電気製のALPSスイッチを採用・改良したメカニカルキーボードもあるようです。

メカニカル式の構造は、上記リンク先のQwerters Clinicさんの図解がとてもわかりやすいですが、キーを押したり叩いたりする垂直荷重のベクトルに対して接点がパラレルになっているため、接点自体には荷重が掛からないことがメンブレン式などと大きく異なる点です。

静電容量無接点方式のキーボードは、言わずと知れた東プレ(株)のREALFORCEシリーズです。高価ですが、打ちやすさ、疲れにくさ、耐久性が多くのユーザーに支持されています。

メカニズムを理解しても実際に触れてみないとキータッチの良し悪しはわからないので、いろいろ触りました。最終的に、“黒軸”の独特のキータッチフィーリングに好感がもて、それを採用したsteelseries6Gv2の購入に至りました。

“黒軸”は、押し下げ荷重(force)と押し下げ距離(travel)がリニアな特性を示し、クリック感がなく適度な反発力(キーの復元力)のフィーリングが最大の特徴です。

キーを押したときに認識するOperating poinは、押し下げ荷重60cNで2mmの位置です。つまり4mmあるキーストロークのうち,2mm程度押し込んだところでキースイッチが反応し、そこでの押し下げ荷重が60cNということになります。

キーストローク4mmをすべて押し下げるには青軸や茶軸の1.3倍、約80cNもの荷重が必要なので、底打ちするキータッチの人にはあまり向いていないようです。
しかしながらそのフィーリングに慣れ、底打ちせずに反発力を利用しながら打つことができれば、他の軸に比べて速い入力が可能になるというメリットを持ち合わせています。

steelseries6Gv2のサイズはW450×D135×H21~35mm(キートップを含めるとH29~43mm)。使い慣れたApple KeyboardのサイズがW435×D114×H8~18mm(キートップ含む)なので、ひと回り大きくなります。幅が大きすぎるとマウスの操作スペースに影響するので、450mmまでが許容範囲でした。

キートップはステップスカルプチャ(StepSculpture)と呼ばれる湾曲した配置で、コストがかかるのでミドルクラス以上のキーボードでしか採用されていないそうです。

質量は約1,170g(ケーブル込み)でApple Keyboard約565gの2倍、ずっしりとした重みがあります。底面の滑り止めとの相乗効果で、UT2k4プレイ時の激しいキー操作でもずれることなく安定しています。

1つのキー当たりの寿命は5,000万回がメーカ公表値です。一般的なメンブレン式100~500万回の10倍以上の耐久性を有しているそうです。

キーボードのボディは、プラスチック素材に金属が添加・合成された、いわゆるヘビーウェイト樹脂を採用しているようで、丈夫で堅牢な作りになっています。

キートップの文字・記号には特別な印字手法は用いられていないような感じです。使い込んでいくうちにどのように変化していくか着目したいと思います。
印字をキートップ前面のみに施したMajestouch BLACK、昇華印刷を採用したRealforce 91UDK-G、レーザーで焼き付けたRealforce108UBKなどいろいろあるようなので、印字の劣化に敏感な方はこだわってみてはいかがでしょうか。

Gamerの人にとって重要な同時押し対応については、4gamerのレビューによれば「変換アダプタを介してPS/2で接続する限り、全キー同時押し対応だ。USB接続時には,[Shift][Ctrl][Alt]などの修飾キーを除き,組み合わせを問わない最大6キー同時押し対応が実現されている・・・」とのことで、特に問題はないようです。

一般的な[Windows]キーの箇所には[SteelSeries]キーが配置され、[Windows]キーは[Space]キーの右側に移動してあります。これはゲームプレイ時の誤操作を防止するための仕様です。[SteelSeries]キーは[Fn]キー(Function key)とよく似た機能で、音量調整等のメディアコントロールが行えます。
他の製品であれば、[Caps Lock]キーと左側[Ctrl]キーの入れ替え、及び[Windows]キーと[半角/全角]キーを無効にする「ゲームモードボタン」を搭載したELECOMのTK-FCK024BK、DIPスイッチにより[Caps Lock]キーと左側[Ctrl]キーの入れ替え、[Windows]キーの有効/無効の切替、及び[Esc]キーと[半角/全角]キーの入替が可能な東プレRealforce108UD-A、付属のストッパーを使って任意のキーを物理的に無効化できる(押せなくできる)G-Tune MASTERPIECE KEYBOARD<Realforce108B-MP>など、Gamerなどのヘビーユーザーに配慮した仕様もあります。

steelseries6Gv2では前述のとおりゲーム時の[Windows]キー誤操作は起きませんが、[Caps Lock]キーをどうしても誤って押してしまうので、レジストリを設定して[Ctrl]キーに変更しました。Apple Keyboardでは、ちょうどその位置が[Ctrl]キーでしたので。
レジストリの設定には、Tsuhata.comさん、小粋空間さん、W.I.S. Laboratoryさんなどを参考にしました。(レジストリの設定はあくまでも自己責任なので注意してくださいね)。

Apple Keyboardからこのsteelseries6Gv2に交換した直後は、少なからず違和感はありました。“黒軸”に限らずメカニカルキーボードを初めて使う場合には慣れるのに1~2週間は要するそうで、いまこのブログ記事を書いている時点では既に指に馴染み、絶妙のフィーリングに満足しているところです。

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RiKKiE

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