Salut d’amour_愛の挨拶/Elgarからのプレゼント

大切な人、愛しい人に作った曲をプレゼント。。。

音楽に限らず真心こめた手作りのプレゼントは、いつの時代も粋でロマンティックで、もらった人の感激も一入(ひとしお)です。

イギリスの作曲家Edward Elgar(エドワード・エルガー:1.857-1.934年)が、ピアノ教室の生徒だったCaroline Alice Roberts(キャロライン・アリス・ロバーツ)に婚約記念として贈った曲がSalut d’amour(愛の挨拶)です。

ドラマや結婚式のBGMでご存知の方も多いと思います。

当初のドイツ語タイトルは“Liebesgruss”です。出版の際にフランスの出版社からフランス語への変更要請があったとか。。。恋愛エピソードが好きなフランスのお国柄なんでしょうか。。。

1,888年、エルガーが31歳のときの曲ですが、結婚までの道のりは順風満帆ではなかったようです。身分、宗教の違いから親族に強く反対されていたそうな。

そんな背景などは微塵も感じさせない、とても愛らしくて優しい曲です。

バイオリンとピアノ、ピアノ独奏、ピアノ連弾、管弦楽などいろいろな楽器で演奏されますが、ギターの奏でるSalut d’amourは、この曲の愛らしさを一層高めているように思います。

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趣味や関心があることを題材に、体験談や感想などをエッセイ風に書いています。どうぞよろしくお願いいたします。m(._.)m

最近のコメント

  1. こんにちは。お便りたいへんありがとうございます!!! 水谷さんのコメントでおよそ10年前の記憶が蘇ってきました。あのときの岐阜城からの眺めは格別でした。 昭和26年の写真はとても貴重な画ですね。非常事態宣言も解除されたようですので、暑さにお気をつけて是非楽しんでいらしてくださいませ。

    • RiKKiE
    • 2020-05-14
  2. 岐阜城の記事を興味深く読みました。写真が明確で、内容が良く分かります。信長や秀吉の歴史的痕跡が多くあるのには驚愕です。岐阜城の天守閣からの眺望は、はるかかなたまで眺望でき、戦国時代ここから恐らく信長も天下統一を志したのでしょう。今度、女神像を観に行きたいと計画しています。数年前、この前で撮った写真が見つかりました。昭和26年頃撮ったもので、この写真を持って行きたいと思います。じっくり今昔の相違を確認したいと思います。

    • 水谷 成美
    • 2020-05-14
  3. お便り有難うございます。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。 実を申しますと半年ほど前にHD660Sを購入しました。ある理由でHD650を分解したときにリード線を断ち切ってしまいまして。 銘機HD650の音質を本当に上回るのか疑心暗鬼でしたが、クラシック音楽の心地よい自然な高音の再現性は◎でした。 おっしゃるとおりアンプの選定には予算との兼ね合いで悩みました。いまでは、電源やケーブル類のアクセサリーも導入して、自分好みの音質になんとか仕上げることができました。 ヘッドホンによる音楽リスニングは、再生音質の良し悪しが一聴瞭然?なのでいろいろ試行錯誤しましたが、最近はもっぱら音楽鑑賞を楽しんでおります(^_^)。

    • RiKKiE
    • 2019-06-04
  4. 小生も万能機HD598を最初に買ってオールマイティ機によくある「どのジャンルもそこそこな性能」に 我慢できず3ヶ月でHD650に買い替えしました。 インピーダンスが300Ωと高いのでHPAを選びますねぇ~。Audio・gdのC2cという中華製H PAが相性よく、手放せません。

    • 杉ちゃん
    • 2019-05-29
  5. NHK交響楽団はあまり聴かないのですが、ドゥダメル氏の招聘が叶えばいいですね。篠崎史紀さんの演奏は聴いたことがありません。ごめんなさい。

    • RiKKiE
    • 2018-09-16
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