HD650リケーブル(RHC-2.5HS-S-TripleC-FM)…

ヘッドホンのリケーブルを検討するときは、どんな音に変化するにか、期待と不安が入り混じる複雑な心境になります。

僕の愛機は、ゼンハイザーHD650です。
これまでの記事では、USB-DAC / ヘッドホンアンプ DA-310USBの入力系と電源系の改善に傾注してきました。
今回は、HD650のリケーブルを試してみたので感想を述べたいと思います。

試聴したリケーブルは、アコースティックリバイブのRHC-2.5HS-S-TripleC-FM(通常フォーンジャック仕様)です。
貸し出し申込書 入力フォームを通して借りました。

 

 

アコースティックリバイブのヘッドホンリケーブル類は、共通して次の特長があります。

・PC-TripleCを採用(単線の優位性)
・ヘッドフォンケーブルとしては異例のテフロン絶縁や2芯シールド構造
・伝送上のノイズを完全に除去するファインメットビーズを装着
・プラグ類は全て完全非磁性体構造のオリジナル品を採用

PC-TripleCを単線で使用し、構成素材、部品にも一切妥協のない仕様であることが窺えます。

現行ケーブルとの取り換えはスムーズに行えました。
プラグ先端の2本のピンは、太さが異なるので方向性があります。
プラグの「L」「R」の表記が外向きになるように差し込みます(ヘッドホン本体の「L」「R」表記と同じ側になるように差し込みます)。

さて試聴です。
一聴して次元の異なる音に驚愕しました。
標準ケーブルの音には霞がかかっていたとしか言いようのない変化です。

音楽を構成する一つ一つの音にまとわりついていた雑味が一切消えたような印象です。もちろん、標準ケーブルで聴いていたときには、雑味が残っているなんて感じません。リケーブルして初めて以前のレベルが明らかになりました。

楽器やヴォーカルが濃密になって音像がより際立ち、拡張された音場の透明性(見通し)と相まって音源が混濁することなく再生されています。
機器の出力端子からヘッドホン本体までのケーブルに、これほどの差異を生じさせる歪みやノイズが存在していたなんて思いもよりませんでした。

低域の質感も劇的に向上しています。
打撃系はエネルギー感に満ち溢れてパワフルに押し寄せてきます。共鳴系は量感豊に空間全体に響き渡ります。
決してブーストされているような音ではありません。ソースに含まれる低域は、誇張されることなく自然体でありながら、厚みやエネルギー感などが生々しく、音楽がとても有機的です。

音声信号をピュアに伝送する。言易行難です。
アコースティックリバイブのヘッドホンケーブルは、良い音で音楽を聴き、音楽に没入し、そして音楽に感動する、というオーディオ本来の醍醐味を堪能できる秀逸なアクセサリーだと思います。

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Acoustic Revive(アコースティックリバイブ)の魅力…

音質を改善する…

人によって目指す音は異なります。
僕の場合、音楽再生の根底にあるものは、前回の記事でも述べましたが、音声信号と電源電流に影響を及ぼす因子をできるだけ取り除きたいという気持ちです。
信号と電源の浄化は、オーディオ機器固有の性能を十分に発揮させるためにも大切なことだと思うのです。

前回の記事では、3つのアクセサリーによる音質改善に気を良くしていました。ところが慣れてくると、気に掛かるところが再び顕在化してくるから困ったものです。
特定の曲で感じる中高域の歪感は、アクセサリーで低減されたものの聴感的に解消とまではいかなかったようです。

これ以上はもう無理かと半ば諦めていた最中、ふとしたきっかけでアコースティックリバイブの無料貸し出しサイトを知り、幾つかの製品を試す機会を得ました。

結論から述べますと、背景の静寂性、高域の清澄さ、中高域の透明感、音の厚み、音場の広がり、そしてエネルギー感、これら全てが格段に向上し、目から鱗が落ちるかのような音の変化に感動しました。

本稿では、現在導入しているアクセサリー類(USBターミネーターRUT-1、電源ボックスRTP-4 absolute、電源コードPOWER STANDARD TripleC-FM、クォーツ・レゾネーターQR-8、RCA出力端子用防振プラグIP-2Q)についての感想を記します。

ターミネーターRUT-1

RUT-1をUSB端子に装着することで端子基盤の共振を止める事が出来、この制振効果とノイズ除去効果を合わせた一石二鳥の音質改善効果が発揮されるアクセサリーです。
僕の場合、デスクトップPCのIOパネルのUSB端子に装着しました(上段の写真参照)。

 

 

交響曲などのクラシック音楽では、高域の見通しがはっきりと良くなりました。ノイズなど不純要素の減衰効果でしょうか、フォルティシモのバイオリンの歪感が減少してきれいに伸びています。
音の純度がアップし、ポップスなどでも各音源がより鮮明に聴こえます。
高域がきれいに再生されることで、帯域バランスが高域側に片寄ったような錯覚に惑わされますが、これが本来のバランスではないかと思います。

RUT-1の装着箇所は、写真のようにUSBケーブルとRUT-1を並べて最上端へのセットが音質的にベストでした。
さらに、RUT-1を装着してリッピングしたCD音源は、非装着と比較して透明性が明確に向上しました。

PCオーディオは、PC自体がノイズの巣窟であることは認識していましたが、信号の源流そのものからノイズの影響を抑制できるRUT-1の音質改善効果に驚きです。
下流側でiPurifier2を用いてノイズを除去したり信号を再生成するにしても、上流側で根本対策を施すことで信号の精度が大きく向上し、クオリティの飛躍的アップに繋がったのでしょう。

参考までにRUT-1の2個装着も試してみましたが、高域が抑制されたマイルドな音になりました。
僕のPCの場合は1個で必要十分だったようです。

 

RTP-4 absolutePOWER STANDARD TripleC-FM

電源ボックスについては、かねてからその導入を検討していました。オーディオ機器の電源を壁コンセントから直接とっていたので、電源ノイズの除去機能を有する電源ボックスが欲しかったのです。

 

 

このRTP absoluteの仕様からは、技術と感性の粋を尽くした並みならぬ力作であることが見て取れます。

・電極素材に圧倒的な導通特性を誇る純銅素材を採用
・GTX-D:ACOUSTIC REVIVEとFURUTECHで共同開発コンセント
・航空グレードアルミ合金削り出しボディ
・電源ノイズを完全非接触に除去し、静電気発生も防止
・PC-TripleC導体(楕円単線)を内部配線に採用
・インレットにもFURUTECHとの共同開発品を採用

壁コンセントと電源ボックスを結ぶケーブルも併せて揃えました。RTP absoluteの本領を発揮させるためには、その上流のケーブルも同じ理念で製作されたものがベストだと考えました。

 

 

 

POWER STANDARD TripleC-FMには、副作用の無いピュアな伝送を実現するために画期的な技術が投入されています。

・撚り精度を極限まで高めた3.5スケアPC-TripleC導体
・絶縁材とシースにPEを採用
・新素材導入による画期的なケーブル構造
・ファインメットビーズで電源ノイズとグラウンドノイズを副作用なく一掃!
・電源プラグとインレットコネクターもグレードUP!

 

電源ノイズの除去を謳う電源ボックスは巷に色々ありますが、音質副作用が生じては本末転倒です。
電源ボックスに使っているコンセントやインレットも気になります。壁コンセントより性能が劣っていると一抹の不安を覚えます。
電源コードも同様です。アクセサリーの目指す方向が合致していないと、所期の相乗効果が得られないではという心配があります。

RTP absoluteとPOWER STANDARD TripleC-FMは、そのような懸念を払拭する作り込みであることはもとより、実際の音質もイメージとたがわず、導入した喜びを感じずにはいられませんでした。

クラシック音楽では、解像感の向上を一聴して把握でき、個々の楽器の音がディテールまで能動的に聴こえてきます。音場が広がり透明感が確実に増しました。恣意的に創作したような音ではなく、不純な因子を排除して得られたまさに純粋な美音です。

これは僕がイメージを誇大化している訳ではなく、別のメーカの電源ボックスも試聴した上での印象です。
そのメーカの電源ボックスは、独自のフィルター技術で高音質化を図った製品で、広大な音場感と臨場感は評判どおり特筆に値するものの、なぜかその方向性で創られた美音のように思えました。さらにノイズ除去能の副作用なのか、高域の伸びが抑制されているようにも感じたのです。

ノイズの低減と電流の伝送ロスを抑えた効能は、中低域にも現れています。
低域の量感と押し出し感が明瞭になり、躍動感が増しました。低域楽器の有する精神的高揚感を充足させるような本来の低音を、豊かな響きで聴かせてくれます。
ヴォーカルは歌い手の声の質感がクリアになり、清澄感の高い音楽へあたかも昇華したような変わり様でした。

RTP absoluteをピュアオーディオで使用する場合は、プレメインアンプとCD/SACDプレーヤーをそれぞれアキュフェーズのAPL-1(2芯)で繋いでいます。アンプ系とデジタル系は、電源ボックスを分けて使った方が音質的に良いそうですが、現状は1台で賄っています。最低限、アースループは考慮しました。
PCオーディオで使用する場合は、DA-310USBをRTP absoluteに繋ぎます。ヘッドホンリスニングなのでDA-310USBのみの稼働です。PC本体は別の壁コンセントから電源をとっています。

QR-8

続いて導入したのは、クォーツ・レゾネーターQR-8です。
天然スモーキークォーツ(煙水晶)のチューニングチップを、共振を起こしている対象物に貼ることによって共振を止め、音質を向上させるアクセサリーです。

 

 

QR-8の効果を最も期待した対象物は、PC本体でした。
PCオーディオは、ノイズと振動の塊(PC本体)から音声信号が発せられるので、PCの躯体の共振が音質に影響しているのではと疑いを持ちました。

USBケーブルを接続しているIOパネル周辺の躯体平面部分を指で触れてみると、明らかに振動が伝わってきます。
QR-8は、このような体感できる低周波の振動を止めるものではありませんが、触感ではわからない細かな共振を止めることができれば音質向上に寄与するかもしれません。

そこで最上段の写真のようにQR-8を2個貼り付けました。
するとどうでしょう、静寂感が増し、音がぐっと深く沈み、響きが豊かになりました。
それぞれ1箇所のみでも試聴しましたが、この2箇所使いが最良でした。

天然水晶自体の共振ポイントが可聴帯域の遥か彼方にあるため、レゾネーター自体の癖や共振音が再生音に乗ってくる事はないそうです。
ただ、どこに貼り付けても良い効果が得られる訳ではありません。共振していない箇所に貼り付けると逆に共振を起こして音質に悪影響を及ぼす場合があるとのこと。
共振がありそうだなと思うところに軽く置くように貼り、効果が確認出来た時点で強く貼り付けるのがコツだそうです。

QR-8の貼り付け推奨箇所は多々あります。
電源ボックスRTP absoluteやコンセントベースCB-1DBには、その裏側にあらかじめQR-8が貼り付けてありました。
電源ケーブルのインレットプラグ(写真上)は鉄板箇所ですが、洗練されて低域のクオリティが向上したかのような音質にレベルアップしました。

QR-8は、効果が累積的に発現するアクセサリーの類だと思います。和紙ベースの粘着シールは予備分も同梱されているので、トライ&エラーで試すのが楽しいですよ。
QR-8の使用例は、取説の他にアコースティックリバイブの掲示板を参考にされるのが良いと思います。

 

IP-2Q

IP-2Qは、オーディオ機器の空いているRCA出力端子に装着する防振プラグです。

センターピンには導通性の無い素材が使用され、黄銅と2017S航空レベルアルミ合金のハイブリッド構造で、端子付近の補強による振動抑制効果で音質を大きく向上させるアクセサリーです。

製品には、特殊制振材とクォーツ・レゾネーターQR-8が付属しています。

防振プラグIP-2Qに付属のクォーツ・レゾネーターQR-8を貼り付け、DA-310USBのRCA出力端子に装着しました(写真上)。
これまで前述のアクセサリー類を使ってきたのにもかかわらず、音質はさらに良い方向に変化しましたから驚きです。

顕著だったのは、高域の雑味が無くなり、いっそう綺麗に滑らかに伸びるようになったことです。
高域成分の多いクラシカルな音楽で事例を挙げると、洋画「Once Upon a Time in America」サウンドトラック”Amapola”で弦楽器が奏でる旋律から歪感が無くなり、澄み渡るようなバイオリンの音色に酔いしれました。
高域の再現性が向上すると、恍惚として聴き入るような音楽的余韻も広がっていきます。

空き入力端子用のショートピン(SIP-8Q, BSIP-2Q)もラインアップされています。こちらは、振動抑制に加えてノイズ混入防止効果も発揮します。機会があれば是非試してみようと思っています。

以上で感想記はお終いです。
音質の嗜好は人それぞれですが、アコースティックリバイブの魅力を少しでもお伝えできたなら幸いです。

「《何も足さない、何も引かない》弊社製品はどの製品も同じ方向でクオリティUPします。その方向とはノイズや歪みなど余計なものだけを取り除き、エネルギー感や躍動感、厚みなどは絶対に引かないというものです。その結果、確実に電気的な音が有機的で自然で生々しい音色と質感へと向上して行きます。」
アコースティックリバイブ 石黒社長が語る開発理念です。使ってみれば、まさにその通りであることがわかります。

オーディオアクセサリーは市場に溢れていて、書誌評論などを目安に選定することが多いのですが、アコースティックリバイブの製品は一部を除いて試聴(無料レンタル)ができます。
これは、リスナーの立場からすればとても有難いことです。自分のシステムで音の変化を確認した後、意思決定ができるのですから。
是非【貸し出し申込書 入力フォーム】から試聴申請をしてみてください( ´ ▽ ` )ノ


DA-310USBの高音質化…

DENONのUSB-DAC / ヘッドホンアンプ DA-310USBを導入して3ヶ月が経過しました。
清澄な空間と広がる音場、滑らかな質感と明確な音像、きめ細やかな高域の伸び…音質にはたいへん満足しています。

というのも、高音質化のアクセサリーをいくつか追加しました。これにより、DA-310USB本来の性能を引き出せたのではないかと思っています。
いずれもノイズの低減に貢献すると謳われているもので、音声信号に与えるノイズの影響がいかに深刻であるかを改めて認識しました。

導入したアクセサリーは、音声信号側に二つ、電源ライン側に一つです。

ipurifier2
PCとUSB DACの間に接続して使います。
軍事用レーダー技術を応用したアクティブ・ノイズ・キャンセレーションでノイズを減少させ、音声信号を再クロック、再生成、反復させることでジッターとDCオフセットを除去するというハイテクアクセサリーです。
以前使っていたのですが手放してしまって、再度購入しました。
ノイズフロアが低減され明らかに情報量が増えました。
(本記事の執筆時点では、後継機種のipurifier3が発売されています)。

 

UC-HR1.0
「電源線と信号線の間に特殊形状のセパレーターを入れる事で、0-5V(デジタル信号0,1)の電位差を持ち、かつデジタルノイズが入りやすい信号線とパソコン本体の電源が共通な電源線にはデジタルノイズが乗っているので、この電源線と信号線を分離遮蔽することで、デジタルノイズの悪影響から信号線を守ります。」
クリプトンのUSBケーブルUC-HRの特長です。

これまで使ってきた同社のUC-HRPと交換しました。
音像がより明確になり、コーラス、楽器の音が一層聴き取りやすくなりました。高域の鋭利な成分が削ぎ落とされ、背景がさらに静かになった印象を受けました。

色々な音が自然と耳に入ってきます。「blanche(飯島真理)」の”レダ”では、低域楽器の量感が増し、空間全体に響き渡る聴き心地に驚きました。

 

Amormet NS-295

アモルメットはノイズ防止用チョークコイルのコアで、オーディオで有害な高周波数ノイズを除去するために大変重要なパーツです。コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。(出典:メーカ ホームページ)。

オーディオ専門誌の評価が非常に高く、安価なこともあって一つ導入しました。

DA-310USBのACアダプターのDC出力コードを2回巻き付けました。
効果確認用のソースはラフマニノフ交響曲第2番(シャルル デュトワ指揮)。 弦楽器のff時の高域の歪み感が減少し、音色がより綺麗になりました。電源の高周波ノイズ減衰の効果が現れているようです。

コアへのDC出力コードの巻き方ですが、コードどうしが直接接触しないようにスパイダーシートを適度な大きさに切り取って挟みました。すると高域の伸びが良くなったような気がします(プラシーボかもしれませんが)。
巻き数を増やしすぎると副作用がでることもあります。試しに3回巻きにしてみたのですが、高域の情報が減少し、少しこもったような音になりました。

オーディオにおける信号と電源電流は、オーディオの根底を成す要素です。
不純なノイズを取り除いてピュアなレベルに近づけることは、再生する音楽に生気を吹き込むような気がします。

さて、音質のレベルアップ、実はこれでお終いではありません。
上には上があります。まだまだ改善の余地がありました。続きは次回に。。。


成田散歩…

7月のとある日、千葉県の航空科学博物館成田山新勝寺に行ってきました。

航空科学博物館は成田国際空港のすぐ傍にあるので、飛行機の離着陸を間近で見物することができます。
上の写真はナローボディ機ですが、ワイドボディ機などは離陸までの滑走距離が長く、さらに低空で通過するので迫力満点です。

館内には、飛行機の各種部品が展示されています。
ジェットエンジン、タイヤ、キャビン、胴体断面、主翼、シュミレーター、ジオラマなど、航空機に関する見識を深めることができます。
最上階(5階)は展望室になっていて、成田空港を一望することができますよ。

 

 

成田さんの”お不動さま”で有名な新勝寺は、ご本尊が不動明王です。
今年の初詣(正月三が日)の参拝者数は全国2位の311万人という超人気仏閣で、毎年著名人が参加する成田山節分会(せつぶんえ)でも知れ渡っています。

広大な敷地の中に大規模な建造物が立ち並んでいます。
中心道場である大本堂は大迫力でした。
ちょうど御護摩(おごま)祈祷が行われていたので堂内に上がりました。御護摩の炎を見るのは初めてです。
厳粛な空間と炎の猛々しさ、数多くの僧侶の佇まい、そして鳴り響く太鼓の音と真言唱和。
弘法大師空海の霊験が漂う超常的な儀式に感動しました。
カミさんは、御火加持(おひかじ)で財布を御護摩の火にあててもらいました。

 

 

今回の旅はある行事の団体旅行でした。
昼食は予め用意されていて、現地滞在時間も1時間ほど。
したがって、境内すべてを巡ることはおろか、表参道すら立ち寄ることができませんでした。
鰻を食べたかった~…

と言う訳で、秋になったらまた訪れることにしました。
今度は鰻食うべ( ´ ▽ ` )ノ


DA-310USBの上質な音に包まれて…

こんにちは!久しぶりのブログ更新です。
突然ですが、DenonのUSB-DAC / ヘッドホンアンプ DA-310USBを導入しました。

【序章】芽生え

2年ほど前、PC(windows)を使ったハイレゾ再生に試行錯誤していました。
そのときの体験記は次のリンク先にまとめてありますが、いろいろ手を加える度に音質は向上していくものの、あるソース(音源)の高域の歪感が最後まで解消しなかったので、最終的にシステム一式を手放した経緯があります。

音楽三昧/IE80, HUD-DX1
Universe Pro/IE80の潜在能力…
iPurifier2の魔法…
音楽三昧/oyaide OR-800ADVANCE…

その後のPC作業時の音楽鑑賞は、PC(オンボードDAC)の出力端子に接続したイヤホンPHILIPS TX2で楽しんでいました。

ところが、時が経つと再び欲が芽生えてくるんですね。
当時の苦い思い出が薄れてしまって、音楽を聴くならやっぱり良い音質で聴きたいというオーディオの根源的な願望が。それに、先ほど述べた高域の歪感については、CDプレーヤーとプリメインアンプによる再生では現れないので、PCのノイズが主たる要因ではないかと踏んでいました。
したがって、USB-DACをグレードの高い機種にすればその悩みは解消するかも、という淡い期待が心のどこかに残っていたのです。

【第一章】期待に胸を膨らませて

DA-310USBとPC(デスクトップ)はUSB接続です。
USBケーブルは、付属品ではなく、KRIPTONのUC-HRP1.5を使いました。
また、USBケーブルの端子には、ケーブルの自重による接続部の傾きを防ぐこと、PCからの振動伝達を抑制することを目的に、SAECのUSB-FIT(特殊ゲル製USB端子振動防止装置)を装着しました。

ヘッドホンはSENNHEISER HD650、ハイレゾ再生ソフトはSignalyst HQPlayerです。

それでは、いよいよ鑑賞です。

【第二章】上質な音に包まれて

最初に再生したソフトは、「松田聖子 fairy(FLAC 96.0kHz/24bit)」。
何を隠そう、高域の歪感が解消しなかった音源の一つです。
なお、HQPlayerではオーバーサンプリングの設定は行っておらず、サンプリング周波数はオリジナルのままです。
再生方式は、WASAPIを選択しました。ゲインの設定はHighです。

歪感なんてありません。
“Giselle”のシンバルが耳につきません。”ウェディングロード”のバックの弦楽器に音割れ感がありません。
苦痛に感じた雑味はそこには無く、優しく包まれるような音場空間と、鋭利な成分が取り除かれた柔らかな中高域が存在していました。
各楽器の音像、質感がしっかり表現されています。
低域の量感も十分です。

クラシック音楽では弦楽器の響きが美しく、思わず聴き入ってしまいました。
ただ、高域の煌びやかさと低域の音圧が効いた躍動的な音楽の演出には、少々不向きな組み合わせのように思います。つまり、HD650の特性がよく引き出されていると言って良いのでしょう。

HQPlayerの設定でも音質が変化します。

オーバーサンプリングフィルターは、通常「poly-sync」を使っています。フィルター設定を「none」にしてみたのですが、高域がより鮮明になるものの雑味が増えたように感じました。

次に再生方式をASIOにしてみました。WASAPIとASIOでは、音の柔らかさ(ソフトさ)と厚みはWASAPIが勝り、解像感はASIOが勝るように思います。柔らかさゆえに一つ一つの音を聞き分け易いのはWASAPIのような感じがしますし、ポップス系はASIOの方がメリハリがあるかもしれません。
音源によって変えてみるのも一興です。

ゲインの設定でも音質が変わります。
比較した音源は、CDからリッピングした「ショパンピアノ協奏曲第1番第1楽章 クリスティアン・ツィマーマン 演奏 指揮(44.1kHz 16bit)」です。ゲインの設定をHighからMidにすると、中高域が僅かに明瞭になりますが、オーケストラのフォルティッシモでは高域が耳についたりもしました。ちなみに音量の位置は、ゲインHighで-72.0dB、Midで-59.0dBでした。

【第三章】質実剛健なものづくり

Denonの製品には安定感があります。ジャパンブランドという信頼感があります。
物量投入型の質実剛健なものづくりという印象があって、僕自身好きなメーカーの一つです。
PMA-2000RE(プリメインアンプ)を使っていた時期もありました。CD/SACDプレーヤーは今もDenonを使っています。

DA-310USBに搭載された技術はホームページに記載のとおりです。製造コストの上限により、採用するシステムやパーツのグレードは制約を受けますが、Denonの音を司るサウンドマネージャー山内慎一氏が音の作り込みに関わっているので、コストで妥協するような製品は世に出してこないだろうという安心感がありました。(写真は製品ホームページから引用)

 

実勢価格(価格.com)は、最安値で ¥ 44,137 (税込)(2018.3.3 18:50現在)。 価格だけで比べれば、マランツ、ラックスマン、パイオニア、ティアックなどに上位機種がありますが、DA-310USBはコストパフォーマンスに優れた商品ではないかと思います。
もちろん音質を比較した訳ではないので、その違いついて感想を述べられませんが。

【終章】PCハイレゾ再び

一度は飽きらめたPCでのハイレゾ再生ですが、しっかりとした製品を使えば良い音で鑑賞できることがわかりました。当初は、ラックスマンのDA-150も選択肢の一つでしたが、価格帯が違いますし、DA-310USBとHD650の組み合わせにおいては、音質に何の不満もありません。

音のグレードアップ策として、アクセサリー等の導入が挙げられます。
USBケーブルは既にオーディオグレードを使っているので、それより上位のUC-HRに惹かれますが、かなり高価です。

DA-310USBの電源はACアダプターなので、これをアナログ電源に変更する手があります。
例えばELSOUND(エルサウンド)のオーディオ機器高音質化アナログ電源 Improvedは興味深いアイテムではないかと。ただ、DA-310USBにはレギュレーターによるAC電源のノイズを除去する仕組みが搭載されているので、アナログ電源に変えてどれほどの効果が得られるかは未知数です。

音声信号の付帯ノイズを除去するipurifier2というアクセサリーがあります。
以前のシステムで使っていましたが、もう手元にありません。
DA-310USBには、ノイズによる音質への悪影響を排除するためにデジタルアイソレーターが搭載されているのですが、ipurifire2を装着して音質がどう変化するか確認してみたかったですね。惜しいことをしました…> <…

それより今は、手持ちのCDをExact Audio Copy(高機能なCDリッピングソフト)を用いてせっせとPCに取り込んでいます。44.1kHz 16bitのWAVデータですが、そこはDenonが誇る「Advanced AL32 Processing Plus」の効能でしょうか、上質な音の世界に導いてくれます。

【2018.7.30追記】
DA-310USBの音質を向上させるために、オーディオアクセサリーを追加しました。よろしければご参考にどうぞ。
DA-310USBの高音質化…
Acoustic Revive(アコースティックリバイブ)の魅力…


(写真は製品ホームページから引用)


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