ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番の名演

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
ピアノ ランラン, ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団

当時、ランランというピアニストに興味を惹かれて購入したのですが、じっくり聴いてみてその音楽性に感動した1枚です。

ゲルギエフの重厚で深みのある情感表現はとてもロマンチックで、ロシア色を随所に感じさせるラフマニノフ音楽の神髄を味わうことができます。

ランランのピアノは、オーケストラとの共演パートでは他の楽器に溶け込むように均衡が保たれ、旋律パートではテンポ・ルバート(tempo rubato)で美しい音色を奏でています。

音質については、Acoustic Reviveの石黒 謙氏が解説されているように、ピアノとオーケストラのバランスがとても良いと思います。弦楽器の響きが豊かで、ランランの繊細なタッチもよくわかります。

ピアノ協奏曲は、指揮者(楽団)とピアニストの調和の度合いによって音楽性に違いが出てきます。

この場合の調和というのは、感覚的な意味合いもあって説明が難しいのですが、曲の仔細に渡って指揮者(楽団)とピアニストの間で意思疎通が図られている ことではなかろうかと私は思います。それが事前準備に拠るものか、相互の感性に拠るものか、はたまた別な手段に拠るものかはわかりませんが…

いずれにせよ、ゲルギエフ(マリインスキー劇場管弦楽団)とランランが最善を尽くした名盤です。

ゲルギエフ指揮のピアノ協奏曲で、お気に入りをもう一つ紹介したいと思います。

ブラームス ピアノ協奏曲第1番
ピアノ ユジャ・ワン, ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

ミュンヘンの夏の野外コンサート「オデオンスプラッツ・コンサート2017」の映像です。

重厚で情熱的なこの曲を、地に足のついた堅実な演奏でじっくり聴かせてくれます。終楽章ラストのスローテンポのアンサンブルには心酔しました(45:30あたりから)。


iPhoneを初めて買いました…

iPhone SEです。
スマホは初めてではありませんが、iPhoneは初めてです。
高品位な外観と質感、洗練されたOSは、やはりアップルならではの良さを感じます。

これまではZenFone 3 (ZE520KL)を2年ほど使ってきました。
デザインが美しく、ASUSオンラインショップから27,000円程度で購入できたこともあって、コスパよろしく気に入っていました。

ところが最近、ディスプレイに触れていないのにスワイプが起きたり、アプリが勝手に起動したりと、不可解な現象が頻発するようになったのです。
ウイルス対策アプリ(ESET)では特に問題は見つからないし、工場出荷時リセットを2回行っても再発したことから、原因はゴーストタッチであると断定しました。

このような経緯があって、新しいスマホを購入した次第です。
スマホの用途は、外出先でのコミュニケーション、メール確認、通話、情報収集、決済、たまに音楽を聴いたり。データ量が少なくて済むので、SIMは大手キャリアではなく、DTI SIM(3GB, おとくコール10加入)を利用しています。月々2,310円(税抜き)なのでとてもリーズナブル。

iPhone SEは、前述の用途からしてちょうど良い大きさです。所有欲を満たす作りも後押ししました。最新型なので性能は申し分ありません。UIについては、Androidが無機的なデザインと操作性であるのに対し、iOSは有機的な感じがします(あくまでも個人的見解)。

さて、ここからは2点ほどアクセサリーについて記します。
一つ目は、ガラスフィルム。

ELECOM PM-A19AFLGTC(ガラスフィルム/3次強化/セラミックコート)

最強クラスの耐衝撃性と謳われていたので、奮発して買いました。
高い透明性で画面の美しさを損なわず、指のすべりもとても滑らかで第一印象は良かったのです。

その日の夜、皮脂汚れを取ろうとアルコール含有のウェットティッシュで拭いたのですが、なんとガラス表面に皮脂が拡がったような跡ができてしまいました。急いでノンアルコールのレンズクリーナー(カメラ用)で拭ってみたのですが、元には戻りませんでした。

おそらく、アルコールによりガラス表面のコーティングが劣化したのではないかと思います。アルコールはコーティングに対して要注意ですね。

ELECOM PM-A19AFLGG(ガラスフィルム/0.33mm)

次に購入したのは、コーティング無しのガラスフィルムです。
透明さとなめらかな指すべりは、①と同様言うことありません。
しかしながら、横幅が液晶表示画面より少し小さかったのです(上の写真でも確認できます)。

パッケージをよく見ると「液晶画面の幅が湾曲しているため、液晶表示画面の幅より小さい仕様にしています。」と書いてありました。①のガラスフィルムの幅が表示画面とほぼ同サイズだったので、まさかそれより小さいとは思ってもいませんでした。そもそも、iPhone SEの液晶表示画面の部分は平面ですから。

左右とも1mm弱ほどガラスフィルムの方が小さいので、違和感がありますね。しかたがないので、当面は使っていきますけど…

ELECOMさん、ジャパニーズブランドなので頑張ってください!

 

続いて二つ目は、スマートフォンケースです。

ダイアリーケース (iPhone SE / 8 / 7 / 6s / 6)

品質が良くて末永く使える手帳型をネットで探しました。
BONAVENTURAは、ミラノに店舗拠点があるレザー製品のブランドです。クオリティの高さと職人気質のモノ作り精神がサイトから伝わってきました。

革は、シボ模様が美しいシュリンクレザーです。オイルヌメのようなしっとり感ではなく、自然な風合いのサラッとした肌触り感があります。レザー表面にはナノガラスコーティング(撥水加工)を施してあるそうで、防汚効果が期待できます。

スマホを固定するハードケース部分には、衝撃に強いポリカーボネートが使われています。鏡面処理がとてもきれい。

購入日から15日以内に製品の保証登録をすると、ライフタイム保証サービスを受けることができます。例えばハードケース部分の修理は、革が使用可能な限り、何度でも無償交換してくれるそうです。うれしいサービスです。

今回は高価なケースを選定しました。でも、愛着があれば長きにわたって使い続けられると思います。
それでは、また。。。


PCまだまだ現役だけど…

これからの季節、気温と湿度がどんどん高くなっていきますので、この休みを利用してPCの掃除をしました。
だいたい年に2回は中を開けて、簡易水冷のラジエータ、基板上の塵をエアーダスターで吹き飛ばし、フィルターの埃を掃除機で吸引しています。

このPC、2014年3月から使っています。かれこれ6年が経過しました。
大きな故障は皆無でして、保守作業で実施したのは、マザーボードのボタン電池を1度交換したことと、上部ファンの騒音が大きくなってきたのを機に、すべてのファンをnoctuaに取り換えたことくらいです。

搭載されているCPUは、第4世代Haswell Core™i7-4770Kです。ついこの間、第10世代Comet Lake-Sが発表されましたので、自分で言うのもなんですが陳腐化も甚だしいといった感じがします。

GPUは当初のGeForceGTX780Tiから、980Ti、1080Ti、そして2080Ti RTXに換装してきました。ただし、CPUがボトルネックとなってGPUの所期の性能を発揮できていないでしょう。それでも、オーバークロックでCPUを4.3GHz(定格3.5GHz)まで上昇させると、HD解像度であればCONTROLを最高設定(DX12, DLSS2.0 ON, レイトレーシング ON)で楽しむことができます。まだまだ現役で頑張ってます…と言いたいところなのですが。。。

ゲームさえしなければ、日常の作業はこのCPUで何ら不自由はありません。しかしながら、ゲームには浪漫があります。最近の目を見張るような美しいビジュアルを存分に楽しむためにも、描画設定を最高にしてプレイすべきだというのが自論でして、さすればi7-4770Kはそろそろ限界でしょう。来年あたりの新しいゲームにはもはやついて行けない可能性が大です。

そこでCPUを最新モデルに変えようと思うのですが、頭が痛いことにマザーボード、メモリーも併せて適合タイプに変えなければいけません。HDDも寿命からしてこの際新しいものに換えた方がいいでしょう。簡易水冷も冷却効率が高まった最新型に…いろいろ欲が出てきたりして。。。

つまるところ、出費がかさばります。
でも、そろそろまじめに検討しなければ と思う今日この頃です…


clicheを聴いて…

優しく、ほんわり包み込まれるよう…
バックの器楽と調和し、まるで旋律を奏でる優美な楽器が懇篤に語りかけてくるような心の琴線に触れる音…
それが大貫妙子さんの歌声です。

6thアルバム「Cliché」(1982年発売)は、ヨーロピアン三部作の三作目で、彼女の世界観を堪能できる代表作の一つです。収録されている曲はいずれもメロデーがきれいで、明るく快活的なものから物悲しく切ないものまでヨーロッパの香りが漂う曲調は、ポップスの域を超えてあたかもクラシック音楽のような高い芸術性を感じます。

作詞は、ほとんどが恋愛を綴ったもので、シャンソンで言うところの「シャンソン・ド・サンチマンタル」に相当するのでしょうか、大貫妙子さんがUTAU TOUR -「A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO」で次のように語っています。

『私の作る歌のほとんどはラヴ・ソングと言っていいかと思うのですが、それでも「恋の真っ最中」を歌うラヴ・ソングというのはあまりない。そもそもそういう歌は聴いていても他人にはつまらないと思うし(笑)。なのでやはり、私のラヴ・ソングは去っていったものや残してきた思いなどのテーマのラヴ・ソングが多くなります。
(中略)
たまたまそのときは恋愛関係になったけれども、人の出会いとは、実は男女の恋愛を超えたもっと大きな意味があるんじゃないかと思うこともあるはずです。そういう出会いを大切にすれば、そしてお互いを傷つけあうことがなければ、何年経ってもお互いに力になってあげることができるし、すばらしい関係になれると思っているんです。そういう思いを込めて「夏色の服」のようなラヴ・ソングをこれからも書いていければと思っています。』

「夏色の服」は「Cliché」の8曲目に収録されています。素晴らしい曲で、大貫妙子さんの歌声に美学的な崇高ささえ覚えてしまうほどです。難しい曲ですが、この辺りがクラシックの器楽曲的な要素を含む所以なのだと思います。

Cliché」は、オーディオ的にも鑑賞に相応しいソースだと思います。彼女の清澄な歌声とピアノやストリングスなどの繊細なハーモニーは、是非とも最高の音で聴いていただければ心酔すること間違いないでしょう。


HA-501-SPを導入して…

SENNHEISERのHD660Sで音楽を聴くときに使っているヘッドホンアンプが、TEACのHA-501-SPです。AccuphaseのCDプレーヤーDP-430とバランス接続しています。インターコネクトケーブルは純正のASLC-10を使用。ヘッドホン端子にはAcoustic ReviveのFNS-PHONEを装着しています。壁コンセント、電源ボックス、電源ケーブルなども、ノイズ対策に適したアクセサリー類を導入してあります。なお、HA-501-SPのダンピングファクターセレクターの設定はMIDです。

これらのリスニング環境で聴くサウンドの特徴は、まず背景がとても静かなことが挙げられます。S/Nが良いと、繊細な音やその余韻をはっきりと感じ取ることができます。

音質はニュートラルな傾向です。帯域のどこかが強調されるようなことはなく、バランス良く再生れています。そして印象的なのは「きれいな音」です。なんだか味も素っ気もないようにとれますが、私の中では音楽鑑賞において重要な要素です。

「きれいな音」というのは、ノイズや振動などの悪影響を極力排除した歪感のないクリアな音、これが個人的な概念です。この「きれいな音」は、特に高域の再生に効いてきます。PCオーディオで試行錯誤してきた経験もあるのですが、高域の清澄さ(歪の無さ加減)は音楽そのものの良し悪しを大きく左右します。音楽的に感動するソースなのに、雑味を感じるがために聴き疲れが生じたり、ひどい場合は聴くに堪えない事態になることも。

背景が静かで音がきれいですと、その音のニュアンスまで把握できます。音楽への没入感が高まり、感動の度合いが高まります。

HA-501-SPは、Phile webのレビューにありますように、高音質化のための機構が意欲的に取り入れられています。ヘッドホン再生に特化した数少ないアンプ類の中でも、普及価格帯に位置するHA-501-SPは、コストパフォーマンスがとても高い商品だと思います。

DP-430との組み合わせは、価格的にはアンマッチですが、その相性は、出音で判断する限りマイナスになるような要素はありません。HA-501-SPより上のクラスとなると、ラックスマンのP-750uがあります。実勢価格に4倍ほどの開きがあるので回路や機能にかけているコストも相応とすれば、より洗練された音が出てくるのでしょうか…一度聴いてみたいものです。

HA-501-SPのヘッドホン出力端子は、6.3mmのアンバランス1系統のみです。ヘンドホンをバランス接続したい方には向いていませんが、私の場合は、冒頭で述べましたようにファインメット マルチノイズ サプレッサーFNS-PHONEをHD660Sに装着しているので、アンバランス出力のみで支障ありません。

オーディオ機器は上を見ればキリがありません。それより、電源系統やインターコネクトケーブルなどへのアクセサリー対策で足元を固めてノイズ低減と導通特性の向上を図り、オーディオ機器本来の性能を発揮させて見極めることも大事なことと思います。
HA-501-SPを導入して早5か月。良い音楽を良い音質で聴かせてくれています。


Welcome_おいでやす!

写真を撮ったり、音楽を聴いたり、映画を観たり。。。
(写真等の無断転載・配布などの行為はご遠慮ください)

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