とってもおおきな車窓…福北ゆたか線

JR博多駅から乗車したのは、博多発折尾行普通電車です。

ドアとドアの間には、見晴らしのいい大きな大きな1枚ガラスの窓。
篠栗(ささぐり)線から筑豊本線に続く沿線の景色が途切れることなく流れていきます。

固定式の窓には直射日光を遮るカーテンなどはなく、女性にはさぞかし辛い車両ではと思ったのもつかの間、“UV96”というラベルを窓の隅に見つけました。

UV(ultraviolet)カットのガラスを採用した車窓は、在来線の近郊電車では旧世代の車両を除いていまや一般的になってきたようです。

JR九州の車両には、普通電車にしても特急電車にしても必ずどこかに御洒落な要素がちりばめられています。

それは形状であったり、色彩であったり、素材であったり、ちょっとした気遣いも含めて、九州に赴いて電車に乗るときはいつも感じてしまいます。

今回乗車したのは817系電車だと思いますが、大きな窓以外にも木製の座席に本革のクッション、ドア付近には円形に配したつり革など、気を付ければまだまだ見つかるかもしれません。

地元の人たちは日常ですが、やっぱり九州の電車は御洒落です。

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最近のコメント

  1. こんにちは。お便りたいへんありがとうございます!!! 水谷さんのコメントでおよそ10年前の記憶が蘇ってきました。あのときの岐阜城からの眺めは格別でした。 昭和26年の写真はとても貴重な画ですね。非常事態宣言も解除されたようですので、暑さにお気をつけて是非楽しんでいらしてくださいませ。

    • RiKKiE
    • 2020-05-14
  2. 岐阜城の記事を興味深く読みました。写真が明確で、内容が良く分かります。信長や秀吉の歴史的痕跡が多くあるのには驚愕です。岐阜城の天守閣からの眺望は、はるかかなたまで眺望でき、戦国時代ここから恐らく信長も天下統一を志したのでしょう。今度、女神像を観に行きたいと計画しています。数年前、この前で撮った写真が見つかりました。昭和26年頃撮ったもので、この写真を持って行きたいと思います。じっくり今昔の相違を確認したいと思います。

    • 水谷 成美
    • 2020-05-14
  3. お便り有難うございます。返信が遅くなり申し訳ありませんでした。 実を申しますと半年ほど前にHD660Sを購入しました。ある理由でHD650を分解したときにリード線を断ち切ってしまいまして。 銘機HD650の音質を本当に上回るのか疑心暗鬼でしたが、クラシック音楽の心地よい自然な高音の再現性は◎でした。 おっしゃるとおりアンプの選定には予算との兼ね合いで悩みました。いまでは、電源やケーブル類のアクセサリーも導入して、自分好みの音質になんとか仕上げることができました。 ヘッドホンによる音楽リスニングは、再生音質の良し悪しが一聴瞭然?なのでいろいろ試行錯誤しましたが、最近はもっぱら音楽鑑賞を楽しんでおります(^_^)。

    • RiKKiE
    • 2019-06-04
  4. 小生も万能機HD598を最初に買ってオールマイティ機によくある「どのジャンルもそこそこな性能」に 我慢できず3ヶ月でHD650に買い替えしました。 インピーダンスが300Ωと高いのでHPAを選びますねぇ~。Audio・gdのC2cという中華製H PAが相性よく、手放せません。

    • 杉ちゃん
    • 2019-05-29
  5. NHK交響楽団はあまり聴かないのですが、ドゥダメル氏の招聘が叶えばいいですね。篠崎史紀さんの演奏は聴いたことがありません。ごめんなさい。

    • RiKKiE
    • 2018-09-16
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